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  • 港周辺に集まる多くのワシ達

2025.02.03

港周辺に集まる多くのワシ達

数日前までは晴れ予報が出ていたのですが、
どんより厚い雲が広がりました。
国後島の方向だけ少し雲が薄かったので、
赤くなることを願いながら出航です。

日の出の時間になると太陽は見えないものの
じんわり雲の隙間が赤くなりました。
カメラの設定か禍々しく映ってしまいましたが…
ふんわり優しい光でした!
雲の薄い部分も所々にあり、
淡い色で染まりました。
見えている崖はクジラの見える丘公園、
少し離れた岩はロウソク岩と呼ばれています。

日が高くなってくると隙間もオレンジ色に。
少しだけでも焼けている部分が見えてラッキーでした^^

少しうねりがありましたが、海面はつるんと凪も良かったです。
後半は場所を変えて
岸壁の上にいるワシ達を観察しました。
目線の高さで留まっているワシ達を見て
お客様から喜びの声が聞こえてきました^^
至近距離に降りてくるワシ達はやはり迫力があります!

遠くではオオワシの幼鳥も見られ、
キョロキョロと首を回しながらこちらを見ていたのがとても可愛らしかったです。

8:30便が出港し、山の木々を見てみると多くのワシ達が木の上で休んでいました。
普段は山の木々にいることが多く、餌を獲る為に海へと降りてきます。

空中で方向転換をしながら急降下して餌を獲ります。
ワシ達との距離が近いと船から羽音が聞こえてくることもありますよ^^
翼が大きいので羽音も大きいです。
天気は曇り空なものの時折明るくなることもありました。
多くのお客様が1階から撮影されていました。
岸壁の上にも多くのワシが集まり、数えてみると約100羽近くいました。
置物みたいで何だか可愛いです。
空中では高速で飛ぶことができるワシ達ですが、歩くのは少し苦手なようでのそのそと腰を曲げながら歩いていました。
翼を広げているオオワシもいました。翼を広げると約2mもの大きさになります。
体格もがっしりとしていて逞しいです。
入港するとシノリガモはテトラポットの上に留まっていました。
カモ類はオスとメスで体の模様が異なり、オスが派手なことが多いです。
※左がオス、右がメス。

お昼からも2便の観光コースを運航することができました。
沿岸沿いにはケイマフリの姿が割と頻繁に見られました。
空も少し明るくなりましたが、
山の方は雪なのか隠れてしまっていました。
そんな中でもワシ達は沢山降りてきてくれました。
果敢に餌を採りに来るのはオジロワシが目立ちました。
俊敏な動きで空中でも自由自在です。

こちらの岸壁に留まっていたオジロワシは
お腹がいっぱいなのか動かず丸まっていました。
空の姿と陸の姿で印象が変わりますね^^

こちらのオオワシもお腹いっぱいで満足したのかずっとじっとしていました。
明日は、本日の時点でかなり予報が悪く早朝便は欠航が決まってしまいました。
ご予約頂きましたお客様申し訳ございません。
早く落ち着くことを願います。

(№0810)

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