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2024.10.01

夏日の1日

本日は凪の良い中、2便運航となりました。
朝は雨が降っておりましたが、次第に雨があがり
気温が上がってくると徐々に海霧が立ち込めました。

両便共に海外のお客様が多い1日。
今時期は珍しいこの霧に驚かれたのではないでしょうか!?

とても凪の良い日で、海鳥が非常に目立ちました。
こちらはコシジロウミツバメ

トウゾクカモメの群れ
その他、ウトウ、フルマカモメ、アカアシミズナギドリ、オオミズナギドリ、
クロアシアホウドリ、ハイイロウミツバメ、ミツユビカモメ
ヒメウ、クロガモなど観察出来ました。

午前便は霧がかかる中ではありましたが、
多数イシイルカを観察し、その後霧に苦戦するもマッコウクジラも船の側で浮上♪
向かって右が頭、左の三角部分は背びれ
体の三分の二が見えています。

準備ができると高々と尾びれを上げ潜水!!
反り返るように力強く尾びれがあがりました。
尾びれがあがると40分から1時間深海を移動します。
ゆっくりと1頭観察する事が出来ました♪

イシイルカは両便観察でき、凪が良いのでお客様も次々と
見つけて下さりました。
ゆっくりと泳ぐイシイルカたち。

午後便になると、午前の霧が嘘のようにとれ
北方領土国後島も綺麗に見えましたね。
べた凪の気持ちの良いクルーズ^^

マッコウクジラは複数頭観察できるも
遠く国後島側での浮上が続きました…
肉眼ではしっかりと見えましたね。

最後の最後粘り、羅臼側でマッコウクジラが浮上しました。
奥の他船と大きさはほとんど変わらない全長15mを超える
オスのマッコウクジラ。
綺麗に尾びれをあげて潜っていきました。
このように尾びれがあがり真っ逆さまに海へ潜っていき
深海ではイカなどを食べていると言われております。

午前、午後ともに1頭そばで観察出来たマッコウクジラは
どちらも反り返るように潜っていったので、同じ個体!?と思いきや
尾びれを見ると全く違う尾びれの形をしていました。
羅臼沖にやってくるマッコウクジラは
尾びれの形で個体識別をしており、よく見ると
1頭1頭個性があるのです♪

遠くで潜ってしまいましたが…
アカボウクジラ科のクジラの群れも確認でき

帰港間際には数十頭のカマイルカの群れも発見!!
活発に泳ぐカマイルカたちをそばで観察できました。
羅臼沖では珍しくなかなか出会えないのでラッキーでしたね。

10月に入り、また一段と寒くなりそうと思っていましたが
本日は20度を超え、夏日となりました。

とても穏やかなクルーズでしたね!
明日も条件の良い中出航し、素敵な出会いがありますように☆

(№0778)

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