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  • マッコウクジラに観察される

2024.09.24

マッコウクジラに観察される

本日も天気のいい朝でした!
朝晩の気温は低く、南風なのにひんやりしていました。

出航してから知床連山は雲に隠れていましたが、
少し紅葉が始まっているのか茶色く見えました。

多少の風波がある中船は進み、
沖へ向かう間に生き物の見え方をご紹介。
初めてホエールウォッチングに参加される方も多いので、
写真を使ってどういう風に生きものが見えるか説明しています。

沖に出ると活発に泳ぐイシイルカを見ることができました。
10頭弱の群れで勢いよく泳いでいました。
何だか久しぶりに活発に泳ぐ姿を見た気がします^^

他船と協力しながら探し、水中マイクを使ってマッコウクジラの音を捉えることに成功。
音を聞きながら待っていると他船の側に浮上したので急いで向かいました。

到着した時は、
マッコウクジラが方向転換している時で、尻尾の端がちらりと見えました。
その後、浅潜りをしたので同じ場所で待機。
船の後ろに浮上したので少し進むと、船首のすぐそばで大きく頭を出しました!

マッコウクジラの偵察行動(スパイホップ)にも見えました。
(急だったので写真は撮れていません…)

大きな岩のような頭が沈んで、船首そばで縦になって浅いところを漂っているのが見えました。
眠る体勢に入ったのかと思いましたが、船を観察していただけのようで
その後すぐ通常姿勢に戻りすぐそばを通過していきました。
近すぎてカメラの画角に収まりません。
船の1階で観察していたお客様からは大きな歓声があがりましたよ^^
2階デッキに比べ、1階は生き物との距離が近いので、大迫力だったと思います。

その後、浅潜りをして姿を消しました。
するとほかのマッコウクジラも割とそばに浮上!
ゆっくり近づくと、強い日差しのおかげでマッコウクジラの潮吹きに虹がかかりました。
潮吹きに虹がかかるのは、
角度があった方が見えやすいので、船の2階の方が見えやすかったりします。

北を向いていたマッコウクジラですが、
次第に向きを変えてどんどんこちらへ向かってきました!その際にも綺麗なレインボーブローが見られました。

船首に近くなると、マッコウクジラの四角い頭も透けて見えました。
普段は海面より上に出ている体のごく一部しか見えないので、
透けて見える巨体には改めて驚かされました。

その時の写真を他船から撮影頂きました。
ありがとうございます^^
体長でいうと15~18mのオスのマッコウクジラが羅臼にやってくるので
船(およそ20m)と比べても大差ないです!

船の周りをぐるりと回って、逆光の中に入り
マッコウクジラは再び北を向くと大きく深呼吸。
グッと背中を丸めて…
尻尾をたかーーく上げて潜っていきました!
マッコウクジラの尻尾のあげ方には個性があります。
ここまで高く上げてくれる個体は少ないのでラッキーでしたね^^

海鳥は少なく感じましたが、
こちらのクロアシアホウドリは本日も観察できました。
他にもフルマカモメやアカアシミズナギドリ、ビロードキンクロが見られました。

午後の便は予報通り風も強くなってしまい、欠航が決まりました。
ご予約頂いておりましたお客様申し訳ございません。

最近は日が昇ると次第に風が強くなってしまうことも多いですね‥
明日も風がある予報ですが出航できるよう願います。

(№0771)

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