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  • 高々とあがる尾びれ

2024.07.15

高々とあがる尾びれ

早朝は少し視界が開けており、凪は良さそうでしたが…
次第に濃霧に包まれた羅臼。

本日は4便運航となりました。
霧は少しずつ晴れて視界は回復すると思われましたが…
晴れたりかかったり、午前便は濃霧に苦戦しました。

風が無くべた凪の海、とても穏やかな中
海鳥は沢山観察出来ました。
こちらのアジサシをはじめ
フルマカモメは小魚を追っておりましたね。
フルマカモメ、ハイイロウミツバメ、クロアシアホウドリは
多数観察でき、
その他、アカエリヒレアシシギ、ウトウ、ハシボソミズナギドリ
ウミスズメ、トウゾクカモメなど見られました♪

午前便は水中マイクを入れて、
マッコウクジラが水中で発する音を確認することができ浮上を待ちます。
霧に遮られ、遠くで潜ってしまったマッコウクジラ…

折り返し間際になんとかそばでその姿を目にすることが出来ました^^

本日も元気なオオセグロカモメの雛が観察出来ました。
すくすく成長しているようです。

午後便は少しずつ視界が回復、
沖に向かう途中にマッコウクジラを発見しました^^

また、こちらのイシイルカも観察することが出来ましたね。
豪快に水しぶきをあげ活発に泳ぐイシイルカ。
背中で水を切るように泳ぎます。

午後便はだいぶ視界が開けてきたため
あちこちでマッコウクジラが浮上しました。
少なくとも4頭以上、他にもいたかもしれません。

ココにまたマッコウクジラが浮上し、
お客様は熱心に観察されております。

近くで何度か観察できたマッコウクジラ、
羅臼沖にはオスだけが来ていると言われており
とても大きいです!

潮吹きが出ている部分が頭の先端、右の三角は背びれ
体の三分の二が浮いており、全長は15mを超えます。


息が苦しくなり浮上し、海面にあがって来た時は休憩タイム。
ぷかぷか漂い何度も呼吸を繰り返し整えます。
その時間、なんと7分程度と非常に短いのです(汗)
そして準備が出来るとこのように、高く尾びれをあげ潜水!!
力強く尾びれがあがるとさようなら…の合図。
これで1時間近く深海で餌を探し、また息が苦しくなると浮上します。

正人船長も話しておりましたが、なかなかスッキリと霧が晴れない日が
多くなっておりますが…よく海霧が発生する景色
これが今時期の羅臼のいつもの様子です。

明日も出航予定となっております、素敵な出会いがありますように☆

(№0703)

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