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2024.06.22
本日も朝から霧が発生。白い世界が広がっていました。
雨の予報でしたが、全便雨に降られることなく運航できましたよ。
出航すると沖合は割と視界が開けており、先に出航していた他船がシャチを発見していました。
凪も良く海は1日を通してとても穏やかでした。
ギザギザの背びれが特徴的なオスのいる群れにも数日ぶりに再会しました。
この家族は毎年羅臼にやってくる常連のシャチ達です。
識別しやすいのでぜひ、皆さんもご乗船の際には探してみて下さい^^
この群れは子どものシャチも多く、尾びれを海面に叩きつけたりとアクティブな行動が見られました。
海鳥は、こちらのクロアシアホウドリやフルマカモメが多かったように感じます。
他にも、ハシボソミズナギドリやハイイロウミツバメ、ミツユビカモメなどが観察出来ました。
霧は薄くなったリ、濃くなったりを繰り返していました。
船を走らせると急にシャチの姿が。再び霧の中へと消えていきました。
視界は良いわけではなかったですが、複数の群れに遭遇出来ました。
一列に並んで船を観察しているような行動も見れましたよ^^
よく見ると左から大きい順に並んでいます。
午後便出航時には視界も良くなり、あちこちでシャチの背びれが確認できました。
こんなに陸に近いところを泳ぐシャチもいましたね!
道路からでも見える近さです。
いつの間にか右にも左にも全方向にシャチが居ました!
船の下をくぐって、すぐ側に浮上することもあり迫力のあるシーンも見ることが出来ました^^
午後便は6隻の観光船が運航していましたが、それぞれが別のシャチの群れを観察していました。
かなりの数のシャチが海域にやって来ているようです。
凪も良いからかシャチ達はリラックスモード。
海面でゴロゴロしたりと可愛らしい姿も見せてくれました。胸ビレを叩いているシャチもいましたね。
この行動はどんな意味合いがあるかは分かりませんが、もしかしたら仲間とコミュニケーションを取っているのかもしれません。
シャチのお腹は白色をしており保護色になっています。
私達と同じ哺乳類なのでちゃんとおへそもあり、船から見えることもありますよ!
本日もじっくりとシャチを観察することが出来良かったですね!
現在、臨時便が羅臼町の子供たちを乗せて運航中です。
沢山の生き物たちに会えていますように^^
6月のシャチの遭遇率は今のところ95%と驚きの数字です!
今月も残りわずかですが引き続き観察出来ると嬉しいですね^^
明日も運航予定です。明日はどんな出会いがあるでしょうか^^
(№0681)