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  • 霧の中での奇跡的な出会い

2024.06.21

霧の中での奇跡的な出会い

本日は朝から低い場所に霧が停滞し、1日中霧に包まれました…。
視界は良くなったり悪くなったりを繰り返しました。
出航直後には、写真を使ってシャチやイシイルカ、ミンククジラなどの
今時期遭遇確率の高い生き物の見え方の説明を行っています。
視界が悪い日は特に探す目は多い方がいいので、お客様にも協力して頂いてます^^

そして他船よりシャチ群れの発見情報があり、ゆっくり現場へ向かいました。
風がなくとても凪が良かったので、シャチ達もゆったりモードでした。
家族で横一列になってぷかぷか浮かぶシャチの群れ。
泳ぎ始めてもその場で色んな方向を向いてみたり、自由気ままなシャチ達。
中には子供のシャチもいて、
ハーフジャンプを繰り返していました。
船のすぐそばで跳んでくれることもありました^^
横向きに泳ぎ、こっちを見ているのかと思いきや
目は閉じていました。
こちらはしっかりスパイホップ(偵察行動)
目が開いていてこちらを見ていました。
連日見られているシャチの群れで、船に慣れているのか
船のすぐそばに来ることも多かったですね!
船の下をくぐっていくこともあり、
船の1階のお客様は潮吹きを浴びる程の近さだったと思います!
海藻を背中に乗せていくシャチもいました。
よく見る行動なので、海藻の感触が面白いのでしょうか…?

シャチ達を観察していると周りにはフルマカモメが集まりました。
よく見ると魚?の死骸を食べているようでした。
他にも、ハシボソミズナギドリ、ミツユビカモメ、ウトウ、
アカエリヒレアシシギなどが観察できました。

そして午後の便、
視界は少し広がったものの、雨が降り始めてしまいました…。
薄っすら見えているのは知床連山。

こちらの便でもシャチを観察することができました!
最初に見たのは単独で泳ぐオスのシャチ。
凪の海をゆったり泳いでおりました。
沖合には群れで泳ぐシャチの発見情報があり、向かってみると
途中で連続でジャンプする鯨類の姿が見えてきました。
少しずつ近づいてみるとツチクジラでした!
距離があったのですが、着水時に上がる飛沫はしっかり見えたかと思います^^

そして、その先に群れで泳ぐシャチたちの姿が。
少し警戒する群れでしたが、側で観察できました。
大きなオスから小さな子供までいるファミリーでした。

オスの背びれはとても立派で少しうねっておりました。
シャチを観察している間は雨も小降りになり、幸運でした^^

EverGreenではイシイルカも観察することができました。

数日はぐずついた天気の予報が続きますが、
雨が強く降らないように願います!

(№0680)

 

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