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2024.06.13

シャチ大集合!

本日も霧の濃い朝でした。
この時期はどうしても霧がかかりやすいので、毎朝同じような景色が広がっています。

クジラの見える丘公園に行くも、海は見えませんでした…
出航すると、沖合は視界も良く他船からの情報で無事にシャチに出会うことが出来ました!

凪も良く、シャチの黒い背びれが目立ちましたね!
シャチはあちこちに分散しており、360°全方位にシャチが居ましたよ^^
オスのシャチは警戒心が強いことが多いですが、船の近くにやって来ることもしばしば。

ゆっくりと観察することが出来ました。
寄り添って泳ぐシャチもいたりと、微笑ましい光景も見られました。
仲良し兄弟でしょうか…!?
同じシャチでも個体や群れによって行動パターンは違います。

こちらは、胸ビレを高く掲げるオスのシャチです。
この胸ビレには私達人間と同じ5本の指の骨が入っていますよ^^
シャチも私達と同じ哺乳類なので共通点があります。
停船しているとこちらのフルマカモメが集まってきました。
凪が良いので海鳥も見やすく、ハシボソミズナギドリやウトウ、クロアシアホウドリ、ウミガラスなども見られました。
現在、根室海峡にやって来るシャチは約400頭近くが個体識別されています。
識別は左側の背びれと背びれの後ろの模様(サドルパッチ)で行います。
お客様から、よく「シャチの目はどこにありますか?」と聞かれますが、この丸印の場所に目がついています。
目立たないのでなかなか見えにくいですが、距離が近い時には見えることも!
シャチの鼻は頭の上についており、呼吸するときにはこのように噴気が見えます。
ブフォーと大きな呼吸音も聞こえましたね^^1回の呼吸で約90%の肺の空気を交換しているそうです。
視線を感じるなと思ったら…シャチ達が一列になってこちらの様子を伺っていました。
しばらくプカプカと浮かんでいましたよ。
周りをみると沢山のシャチ達がいました。こちらの写真に写っているだけでも9頭もいます。
沖合の個体も合わせると辺りには5、60頭近いシャチが居ましたよ!こんなに集まるのは年に数回程。
とてもラッキーでしたね^^
帰り航海では、イシイルカも見ることが出来ました。
体長は約2m程ありますが、シャチを見た後に見ると小さく感じます。
ゆっくりと泳ぐ姿も見られました。
餌を追っている時などは高速で泳ぎますが、のんびりしている時もあります。
午後便出港時には、風が急に強くなり欠航となりました。ご予約頂きましたお客様申し訳ございません。
海を見ると沖合は午前の凪が嘘かのように白波が目立っていました…

明日も風が吹く予報となっております。予報が外れ無事に出航できますように☆
(№0672)

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