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2024.02.21
本日は7便運航となりました。
早朝から深々と降り続ける雪の中、早朝便が出港。
港から30分程沖に向かうと流氷に到達することが出来ました。
沖の方が視界がよく、北方領土国後島もうっすらと見えておりましたが
オオワシ、オジロワシを確認することが出来ず
港へ戻り港周辺での撮影、観察となりました。
沿岸ではこのように大きな流氷の塊が残っており
そこへオオワシが降りてきました。
折り重なった流氷は独特な形に、自然が創り出す造形美ですね♪
雪が降り日の出は見られませんでしたが、
美しい景色が広がっておりました。
海鳥はこちらのケイマフリをはじめ、ヒメウ、シノリガモなどが見られました。
8時半便の撮影コースも流氷帯に到達。
流氷も日に日に形を変え、不思議な形の流氷もありました。
徐々にワシの数も集まり、多い時には約200羽近く集まりました。
特にオオワシが沢山いましたよ^^
その日、その時によってオオワシが多かったりオジロワシが多かったり、幼鳥が多かったりと
状況が変化していきます。
大きな翼を広げ着地したオオワシ。
隣のワシも何だか驚いているように見えますね^^
飛んでいる時は、より翼の大きさが分かります!
見つめ合っているワシもいましたよ。
カッコイイイメージのワシ達ですが、可愛らしい姿も見ることができます^^
11時便は臨時便にて2隻での運航です。
お天気も徐々に回復し1時間のクルーズでも流氷帯に到達し
沢山のワシを観察することが出来ました。
奥に見えているのは北方領土国後島です。
佇んでいる姿がペンギンのよう…とお客様からよく言われますが
肩が白い白黒の羽根がオオワシ。
こちらは尾羽だけが白いオジロワシです。
羽を広げると約2mととても大きいです!
13時便出航氏には、流氷本体はさらに沖合へと移動。
港から10分ほどのところにあった、大きな流れ氷の上のワシを観察しました。
着地直前のオオワシ。風と大きな翼を上手く使い着地します。
小さい流氷の上にも沢山のオオワシが留まっていました。
オオワシは体の色合いがハッキリしているので並ぶと綺麗に見えますね^^
子供のワシも多かったです。
こちらは、オオワシの子供。初めは全体的に茶色っぽく成長していくにつれ肩の模様が現れます。
右が大人のオジロワシ、左が子供のオジロワシです。
比べてみるとなんだかあどけなく見えますね^^ふさふさの羽が可愛らしいです。
午前中の曇り空が嘘かのように青空が広がりました。
気温も低く、先日の暖かさが恋しいです…
しばらく流氷が離れる風向きが続きそうです。
予報が外れて少しでも流氷に到達できることを願います!
(№0602)