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2024.02.09

少し離れた流氷

本日は4便運航となりました。

昨晩の風で流氷は沖へと移動。
やっと港の外へと出ることができました^^
オレンジ色の空にはワシ達のシルエットが沢山見えました。
普段は山の木々の上で休んでいるワシ達ですが、餌を食べるため沖合へと山から降りてきます。
天気も良く綺麗な日の出も見れました^^
朝日を浴びながらダイナミックに飛ぶワシ達の姿は、何度見ても見とれてしまうほどの美しさです。
ワシは多い時で200羽近く集まりました。
特にオオワシが多かったように感じます。
気温は‐9度と最近では割と高めでしたが、キャンキャンと鳴くワシからも白い息が出ていましたよ!
まだまだ寒い冬が続きそうです…。
ワシ達は高い場所がお気に入り♪
流氷も少しずつボコボコと形が変わってきました。
とても目が良いワシ達は上空からも獲物を探すことができます。
鋭い眼差しで辺りを旋回していました!
獲物を見つけると勢いよく急降下!足で獲物を掴みます。
迫力あるシーンが何度も見れましたよ^^

8時半の便も天気のいい中出航できました^^
この便でもボコボコ大きな流氷が目立ちました。
高い場所に留まっているのはオオワシの若鳥。
水中にもかなり大きな氷の塊が沈んでいるのが見えるかと思います。
流氷は海面に出ているのは一部で、沈んでいる部分の方が大きいです。

こちらはオオワシの成鳥。
白黒のコントラストが美しいです。こちらはオジロワシ。
羅臼で見られるワシは基本この2種のみです。
茶色くて尾のみ白いのがオジロワシです。
精悍な顔つきをしています。

13便の観光コースは2隻運航となりました。
流氷は港から4㎞程のところにありました。
ワシ達も大きな翼を広げ大空を飛んでいました^^
何だか気持ちよさそうですね♪
若いワシも目立ちました。
若いころは尾羽も茶色く、成鳥になるにつれだんだんと白色に変化していきます。
午後は特にオジロワシが目立ちましたね。

EverGreenでは、ミンククジラも見られました。

流氷が沖合に離れると、冬も鯨類など見られることがあります。

流氷から離れる時には、
ハシブトウミガラスが何羽も見られました。
他にもウミアイサ、ヒメウ、シノリガモ、ユリカモメなどが見られました。

雲が広がった中出航しましたが、晴れる時間もあり、
お客様も流氷が白く光って眩しい~とおっしゃっておられました。
真っ白な中飛ぶワシ達も美しいです。

流氷も風などで常に動きますが、
明日も到達できますように。

(№0590)

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