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  • 久し振りの真っ赤な空

2024.02.07

久し振りの真っ赤な空

本日も港の出入り口は流氷でふさがれ、
全便港内での運航となりました。

天気が良かったためか、かなり冷え込み、
早朝出航時間には-13℃にもなりました…。
港内の海面も凍っており、
ジグソーパズルのような模様になっていました。

太陽が昇る直前には、雲が真っ赤に!
肉眼で見るともう少し赤かったのですが、
カメラで再現するのは難しいです…汗

鮮烈な色の空をバックに
沢山のワシ達が飛び交う景色はまさに圧巻でした。
太陽が昇り始める前に後ろを振り返ると
羅臼岳もピンク色に照らされておりました。
沖に出れていれば、
知床連山が全部ピンクに染まっているのが見えたかもしれませんね。

太陽が昇ると空はオレンジ色に。
少し雲がかぶりましたが、眩しい朝日が見られました。
海面に張っている氷では、ワシ達も少し滑っているようでした。

厳しい寒さは太陽が昇っても変わらず、
ワシ達のクチバシからも白い息が見えました。
港内でしたが、沢山のワシと素晴らしい景色が見られました^^

 

8:30便便出航時も流氷は動かず…
港の岸壁の段差にはヒメウが器用に留まっていました。
海面に薄っすらと張った氷の上にはオジロワシが留まっていました。
スケートリンクのようにも見えますね^^
流氷はかなりビッチリと詰まっていました。
2,3日前は割と平らだった流氷ですが、どんどん形を変え高さがある流氷が多くなってきたように感じます。
国後島も綺麗に見えましたよ^^左が羅臼山、右が小羅臼山です。
岸壁に留まっているのはオオワシとオジロワシです。
夏には、この岸壁の上には沢山のカモメ達が留まっていますが冬になるとワシで賑わいます。
体を小さく丸めながらオオワシが流氷の上を歩いていました。
カッコイイ、イメージのワシ達ですが、歩いてる姿は可愛らしいです^^
様々な姿を見ることが出来ました^^

そしてお昼の便。
出航前にはホオジロガモとキンクロハジロが一緒に浮かんで
頻繁に潜り、餌を採りに行ったりしていました。
他にも海鳥はシノリガモ、ヒメウ、ウミアイサ、ユリカモメなどが見られました。

午後からも天気が良く、真っ青な空が広がりました。
オオワシの白黒カラーが映えます。

この便でも流氷は離れず、港内でのワシの観察となりましたが
港内でもぶつかりあって高さを増した流氷が目立ちました。
船先にはオオセグロカモメも遊びに来ていました^^
夕方頃になると港の出入り口付近に隙間ができていたので、
このまま離れて欲しいですね…。

(№0588)

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