秋晴れクルーズ

昨日の暴風も落ち着き、本日は午前便のみの運航となりました。

天気も良く、朝から青空が広がっていましたよ！
うねりが残るものの、視界も良く北方領土国後島も端から端まで見えていました＾＾
欠航が続いたため、4日のぶりの運航。どんな出会いがあるのかワクワクしながら出航です！
はじめに見られた生き物は、こちらのイシイルカです。
沖合にも沿岸にもあちこちでゆっくりと泳ぐ姿が見られました！
なかなか体全体を見ることは出来ないですが、黒と白のツートンカラーの独特な模様をしています。
イシイルカから離れ沖合へ向かうとタイミングよくマッコウクジラが浮上しました。
船が近くに着くのと同時に深海へダイブ！！！マッコウクジラは水面に浮いて約7分程度呼吸を整えると再び深海へと潜っていきます。
水中マイクを使いマッコウクジラの出す「クリックス音」を確認すると複数頭のマッコウクジラが海域にいるようでした。
ちなみに、この「クリックス音」はカチッ、カチッと一定のリズムで鳴っており、指パッチンの音や、時計の秒針のような音が聞こえます。
その後、連続でマッコウクジラが浮上。この高く上がる潮吹きがマッコウクジラが浮上した目印です。
潮吹きが出ているのは、頭の先端の鼻の穴(噴気孔)です。
イルカ・クジラたちはこの噴気孔から呼吸をしており、一度になんと肺の90％近くの空気を交換しているそうです。
ちなみに、私達人間は一度の呼吸で約10％の空気しか交換していません。
マッコウクジラの頭が見えることもありました。
一部しか見えていませんが、マッコウクジラは四角い大きな頭を持っており、オスのマッコウクジラの頭の大きさは体の約1/3もあります。
なかなか見ることが出来ないのでラッキーですね☆
尾びれを上げずに静かに潜ってしまう個体もいましたが、近くで潜る瞬間を見ることも出来ました＾＾
海鳥は、全体的に数は少ないものの多くの種類が見られました。
久しぶりにこちらのフルマカモメや他にもクロアシアホウドリ、アホウドリ、ミツユビカモメ、ウミスズメなどが見られました。