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2023.09.29

気温上昇

朝クジラの見える丘公園から沖観察、お天気も良く日差しも強く
凪も良い中、3便運航となりました。
雲は多いものの、青空が見られ気温もあがりましたね。
薄着の方も多く外でスタッフの解説を聞かれている方も多かったです。
他船と協力し、探鯨していくと沖でマッコウクジラに出遭うことが出来ました。
ココに潮吹きが上がっています。
浮上すると呼吸を繰り返し、息を吸って吐く時に潮吹きがあがります。
午前便でも日差しが強いため角度とタイミングでレインボーブローが♪
準備が出来ると尾びれを上げて一気に潜水するのですが、
こちらの個体はシャイだったのか、とても低く尾びれをあげ
潜水していきました。
午前便は2隻で運航しており、上の写真はEverGreen38からの角度
そして下はEverGreenからの角度です。
いかに低く尾びれを上げ潜っていったかわかりますね(笑)
午前便は、複数頭確認できるもそばで尾びれが見られたのは
この個体のみでしたね。

午後便出航時にはちょうど、砕氷型の巡視船【てしお】が
出港していきました。
日本に2隻しかない砕氷船で、もう1隻は釧路に【そうや】という
船が配属されております。
海鳥は全体的に少なかったものの
クロアシアホウドリは全便で確認でき
その他、ヒメウ、トウゾクカモメ、オオミズナギドリ、
クロガモやビロードキンクロなどの渡り鳥も目立ちました。
こちらのイシイルカも全便で出会うことが出来ました。
凪が良く、お客様も一緒に見つけて下さいましたね。
そばで見ると白黒ボディー、全長は2m程で
大変高速で泳ぐことが出来ます。
次第に知床連山も綺麗に見えてきました。
午後便はわりと順調にマッコウクジラをそばで観察
することができました。

タイミングよくそばで浮上し、呼吸音もしっかり聞こえましたね。
15mを超えるオスのマッコウクジラだけが羅臼沖には現れ
深海でイカなどを捕食しています。
お客様から潜る瞬間がなぜわかるのですか?と質問がありましたが
最後潜る前に深呼吸をします。
深呼吸の際、頭がぐっと海面にあがり(上の画像)
その後今度は背中を折り曲げ真っ逆さまになり(下の画像)
尾びれを高く上げて、深海へ一気に潜水していくのです。
尾びれがあがるとしばし彼らとはお別れ…
タイミングよくそばで2頭観察することができ
遠くで確認できたものを含めると5頭以上は確認できました。

沖に出ると風は冷たく走っている間は寒く感じましたね。
風を受けると体感温度も下がりますので、ご乗船の際は
羽織るものをお持ちになられて下さい。

明日も順調に出航できますように☆

(№0557)

 

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