沢山のイシイルカ

今朝はどんよりとしたお天気で、雨がパラパラと降っておりましたが
次第にあがり、オオセグロカモメ達に見送られ出航。

本日は3便運航となりました。
沖に出るとわりと凪が良く、北方領土国後島も見えておりましたね。

本日は全便多数イシイルカを観察することができ
午前便はマッコウクジラとの出遭いもありました！

息を吸って吐く時に潮吹きがあがります。
何度も呼吸を繰り返し最後はしっかり尾びれも見られました＾＾
浮上時間が短いので、タイミングが難しいですが
そばで観察出来て良かったです。
風は冷たく、とても寒い1日でしたが
外にいらっしゃるお客様も多かったですね。
スタッフのレクチャーにも耳を傾け聞いてくださいました。
海鳥は全体的に少ないものの
こちらのクロアシアホウドリが目立ち
その他、アカアシミズナギドリ、オオミズナギドリ、アカエリヒレアシシギ、
ミツユビカモメ、ヒメウ、ビロードキンクロなどが見られました。
午後便は次第に青空も見え、海も色濃く綺麗です。
気温が下がり気圧の関係で国後島もくっきりと見えました。
午後便は少しずつ波風が出てきましたが
至る所でイシイルカが目立ちましたね。
イシイルカは普段から高いジャンプをしない為
海面から体が出るのはこのくらいが精いっぱい…
ずんぐりとした体型にも関わらず、筋肉が発達し
最高時速は５５ｋｍ！！
進行方向に向かってＶ字にしぶきがあがります。
多少波があると見つけづらいかもしれませんが
活発にしぶきがあがり、お客様も次々と見つけてくださいました。

ちょうど私達が帰港する頃、イカ釣り漁船が出港していきました。
町外からの外来船も少しずつ増えてきましたね！
馴染みの船がまた今年も羅臼にやってきます。
安全第一で、豊漁を願います☆
明日は少し風が吹く予報となっておりますが無事出航できることを願います。

先日、知床斜里博物館の企画にて斜里町の子どもたちがご乗船。
知床半島は羅臼町と斜里町の両町で形成されており、
知床半島の西側に位置するのが斜里町です。
地元でも知らないこと、沢山ありますよね。
子どもたちもとても楽しまれていたようで、いい経験となったと思います♪
しっかりイシイルカやマッコウクジラを観察＾＾
ご乗船頂いた時の様子をFacebookにてご紹介いただいております♪
ご乗船ありがとうございました。

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