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  • たくさんのマッコウクジラ

2023.07.08

たくさんのマッコウクジラ

本日も気温が上がり、日中は20度を超えた羅臼ですが
予報通り風もなくべた凪の中運航することができました!
どんよりしている時間もありましたが、次第に青空が広がり晴れとなりました。

出航してすぐ、陸近くで出会えたのはこちらのカマイルカ。
数十頭の群れでまとまってゆっくり泳いでいる姿を見ることができました!
羅臼では、年に数回ほどしか観察できないイルカです。
水族館ではハンドウイルカに次いで飼育されているので馴染みがある方も多いかもしれませんね。

すこし沖合に向かうと、複数頭のマッコウクジラの浮上を確認。
かなり羅臼の陸近くまで沢山のマッコウクジラが入ってきていました!
この距離だと、羅臼の道路からもマッコウクジラが観察できそうです^^
最後に高く尻尾を上げるので、遠くても分かりやすかったですね。
羅臼の街の方へ向かって潜っていく個体もいました。

マッコウクジラは深海性のイカを好んで食べると言われておりますが、
羅臼は港を出てすぐ数百メートルまでの深度となるため
マッコウクジラなどの深く潜る鯨類も陸から観察することができます。

何頭かマッコウクジラをそばで観察し、港へ向かっていると
羅臼でおなじみのイシイルカに出会うことができました。
最初に見たカマイルカと泳ぎ方が異なり、
とても素早く泳ぐのが分かりやすかったと思います。

凪が良いため海鳥も見つけやすく、
ウミスズメは特に目立ちました!
こちらは子連れウミスズメです^^
クロアシアホウドリは十羽以上でまとまってぷかぷか浮いている姿も見ることができました。

ハシボソミズナギドリの群れの奥にもクロアシアホウドリが3羽浮いています。
距離の差はありますがとても大きいので分かりやすいです。
他にもウトウ、アカエリヒレアシシギ、フルマカモメ、
ハシブトウミガラスなどが観察できました。

そして午後の便、
こちらも穏やかな中出航できました!
港の岸壁をかわして出港すると、すぐにマッコウクジラの背中を発見!
その個体はすぐに潜ってしまい、間に合いませんでしたが
他にも沢山のマッコウクジラが陸近くで見られました!
他の鯨類を探しながら、羅臼と国後島の中間ラインまで向かうと
国後側にもマッコウクジラを複数頭確認。
当船が見たマッコウクジラだけでも10頭を超えました。

縦になってプカプカ浮いたり、尻尾を上げずに潜ったりしていたマッコウクジラもおり、
凪も良いので眠っていたのかもしれません。

穏やかな予報も続くので、
明日も沢山の生き物に出会えるよう祈ります!

先日、漫画家のまつおるかさんが乗船されました。
その日もたくさんのシャチが見られたのですが、
こちら、素敵な色紙を描いて下さいました!
ありがとうございます!
船にはサイン入りの救命胴衣もございますので、
乗船される方はぜひ探してみてください^^

(№0480)

 

 

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