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2023.06.23

羅臼らしい気候

本日は朝から霧が出ており、
ひんやり羅臼らしい気候となりました。
この霧も次第になくなり、出港すると知床連山も綺麗に見えました!
そして、
先に出航していた船からシャチの情報を頂き現場へ直行しましたが
羅臼と国後島の中間ラインよりも国後側・・・
入ってこないかな~と待っていると別群れが羅臼側にいるとの情報をもらいました!

北の方へ進むと羅臼側にも沢山のシャチ達が泳いでおりました。
次第に国後側にいたシャチ達も入ってきたため、
かなりの頭数のシャチが見られました。

子供のシャチもそれぞれの群れに1~3頭ほどおり、
顔を出しながら一生懸命泳いでいたり、写真はないですがジャンプも見せてくれました。基本的には一定の方向に向かって泳ぎ続けていたシャチ達ですが、
たまに背面泳ぎをして白いお腹が見えることも。

海鳥は少ない印象でしたが、
港近くにハシボソミズナギドリが見られ、
他にもウトウ、フルマカモメ、クロアシアホウドリなどが見られました。

そして午後の便、
出航して沖に向かうとミンククジラが高速で泳いでおり、
大きな飛沫をあげていました!
観察中もずっとスピードが速く、餌でも追いかけていたのでしょうか…?
EverGreen38からはそばでも観察できました!
普段チラッと見えることが多いミンククジラですが、
7mと大きく、迫力があります。

EverGreenは沖合に向かうと、
国後側にたくさんのシャチ達を確認。
アイパッチなどの白い模様が見えるくらいまでは近くに来てくれましたが、
羅臼側には入ってくる様子がなく、別の生き物を探しに向かいました。

その頃EverGreen38では、イシイルカをそばで観察!
勢いよく飛沫をあげて泳いでおりましたね^^

その後マッコウクジラの情報もあったので、
両船ともに北へ向かい浮上を待ちましたがこちらも国後側でした。
背ビレと潮吹きが写っています。
背景が白く見づらかったですが、
尻尾が上がると見ることができた方も多かったですね!
数キロ離れていてもこのように見える尻尾、とても体が大きいことが分かります。
羅臼に来るマッコウクジラはオスばかりで、15~18mの巨大な個体が来ます。
その後もう一頭浮上を確認しましたが、こちらも国後側でした。

朝は霧が出ていてひんやりしており、沖合は風も冷たかったです。
陸は蒸し暑い日も増えてきていますが、乗船の際は上着などをお持ちください!

(№0467)

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