空、晴れ渡る

早朝から視界がよくクジラの見える丘公園から1時間ほど沖観察。
残念ながら鯨類を発見することは出来ませんでしたが、
多少風がありものの、無事3便運航となりました！

両便共に出遭えたのは、こちらのイシイルカです。
北方領土国後島も綺麗に見えており、手前でしぶきをあげ泳いでいるのが
イシイルカになります。
あまり体全体を出さずに泳ぐため、高速で泳ぐ際は
背中で水を切るように泳ぎます。
お天気が良かったので、そばを泳いでくれた時には
白黒ボディーが見えた方も多かったと思います♪
1日快晴で、知床連山も綺麗に見えておりましたね＾＾
山の谷間にはまだ雪が残っており、この雪も解けるか解けないか…
のうちにまた10月にもなれば山には雪が。
青い海と空、半島の緑と壮大な景色です。
午前便は日ロ中間地点付近で、マッコウクジラの情報があったものの
出遭うことが出来ませんでした。

海鳥は全体的に少ない印象でしたが、
午前便は複数羽クロアシアホウドリを観察。
その他、こちらのアジサシ
ウトウ、アカアシミズナギドリ、アカエリヒレアシシギ、
シノリガモなどが観察出来ました。
午後便は先に出航していた他船から連絡があり
マッコウクジラをそばで観察。

普段は7分前後呼吸を整えて、準備が出来ると尾びれをあげて
潜水していくのですが…
あまり潮吹きが目立たず、潜る気配もなし。
もしかしたらお昼寝していたのかもしれません！？
横になりながらプカプカ
頭を出し縦になりながらプカプカ
最後まで尾びれが上がらずに姿を消してしまいました。
尾びれは見られませんでしたが、長くそばで観察できてラッキーでした☆

スタッフが出遭えた生き物の解説をしています。
イシイルカはずんぐりとした体型ですが、最高時速は55kmと
とても速く泳ぎます！
午後便、帰港時には雲が多くなり、風が当たると
ひんやりとして肌寒く感じましたね。
空気は着々と秋へと向かい、羅臼の短い夏も終わろうとしています。

明日も2便運航予定です、沢山の出会いがありますように☆