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2022.07.31
本日は2便運航予定でおりましたが、午後便は高波強風のため
欠航となりました。
ご予約頂きましたお客様申し訳ございません。
知床連山は雲がかかっておりましたが、青空が見えておりました。
早朝は濃霧でしたが視界もどんどん回復!
出航時はわりとなぎもよく、スタッフがイルカクジラの見つけ方を解説。
皆さん熱心に聞いてくださいました。
本日も羅臼町は猛暑日、船上でも薄着の方が多かったですね。
珍しく沖に出ても空気が暖かく、もわっとしていました。
出航するとイシイルカとの出遭いがありました。
次々浮上し、お客様も一緒に見つけて下さいました♪
そして、他船と協力しそばでマッコウクジラも観察できましたよ^^
奥に見えているのは北方領土国後島。
そして海面にプカプカと浮き、呼吸を整えているマッコウクジラ!!
向かって右が頭の先端、左が背びれ
体の三分の二だけが浮いている状態です。
ほとんどが沈んでいるため大きさが分かりづらいですが…
尾びれをあげるとその大きさに圧倒されますね。
呼吸を整えて、準備が出来ると尾びれを高々とあげて潜水します。
マッコウクジラの浮上を待っていると船の側にはクロアシアホウドリの姿も!
その他、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ウトウ、フルマカモメ
ウミスズメ、アカエリヒレアシシギなども観察出来ました。
マッコウクジラはタイミングよく続けて2頭そばで観察出来ました!
深海性のイカなどを食べているマッコウクジラたち、
羅臼沖は特徴的で沿岸でも一気に深くなり、陸に近いところで
マッコウクジラに出会える珍しい場所なのです♪
本日は1日お天気も良く気温が上がったものの
午前便も帰港途中から風波が強くなり早めの帰港となりました。
明日も少し風が強い予報となっておりますが、
条件よく出航できますように☆
講演会のお知らせです。
最近は連日複数頭のマッコウクジラと出遭うことが出来ておりますね!
7月中旬頃から知床羅臼沖にはオスのマッコウクジラが餌を求めて
やってきます。
そのマッコウクジラの研究を長年にわたり長崎大学マッコウクジラの
調査チームが行ってきました。
講師はそのメンバーでもあった、小林 駿 (こばやし はやお)氏。
『深海にいきるマッコウクジラのお話』
日時:8月7日(日)10:00~11:30
場所:知床羅臼ビジターセンター
講師:小林 駿 氏
(東京農業大学生物産業学部博士研究員)
地元の方ですら、羅臼沖でこれだけのマッコウクジラに出会えることを
ご存じない方も多いかもしれません!?
長年羅臼で漁師をやっていた正人船長ですら、観光船をはじめた当時
これだけマッコウクジラがいることを、その時知ったと言っておりました。
【新型コロナウィルス感染防止のためのお願い】
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、皆様にはご乗船の際
下記の点にご注意頂き、ご協力をお願い申し上げます。
1.乗船時は必ずマスクの着用(咳エチケット)をお願い致します。
2.受付の際、ご乗船の際には必ずアルコール消毒をお願い致します。
3.出来るだけ手袋などの着用をお願い致します。
4.定員人数を制限し、三密を作らないよう務めます。
5.事務所での受付の際は、最少人数での受付にご協力下さい。
6.船内への出入りは可能ですが、間隔をあけてご利用頂きますようお願い致します。
7.37.5度以上の発熱、咳など風邪の症状があるお客様または体調の優れないお客様の
ご乗船はお断りさせていただきます。
大変お手数をお掛け致しますが、皆様のご理解とご協力の程よろしくお願い致します。
(№0350)