霧の中から突然

本日は2便運航となりました。
朝から気温があがり濃霧が発生しておりましたが、
海はわりと穏やかでしたね。
最近はこちらのユリカモメが沢山港周辺で出会うことができます。
頭が黒く覆面をかぶっているようなカモメなので
初めて見るお客様も見つけやすいかもしれません。
午前便はなかなか視界がすっきりと開けない中ではありましたが
出航して何頭ものミンククジラと出遭うことができました。
船のそばにいきなり浮上することも＾＾

そして他社と手分けし探鯨していくと、他船からシャチ情報です。
ポイントに向かっている最中、ツチクジラの群れをチラッと観察、
その後進んでいくと船のそばにいきなり大きなシャチが浮上しました！

日ロ中間地点近いところでありましたが、なんとか3頭
そばで観察できましたよ！

背ビレがとても高いこちらのオスシャチ。
全長は約８ｍ、背びれだけでも約２ｍ
白と黒の体色が特徴的ですね。

こちらは背ビレが低い個体です。
このように背ビレが低いと背ビレだけでオスメスの判別はできません。
全体的にゆったりとしていたので、
お客様もそばでしっかり観察出来て良かったです。
徐々に国後島側へ移動していきました。

午後便は少し風波が出てきたため、視界が回復していきました。
スタッフが鯨類の見つけ方を写真を使って説明します。
すると、船のそばでミンククジラが登場。
複数頭観察出来ました。
普段潮吹きが目立たないため、この背ビレが見つけるポイント。
波も低く見やすかったです。
ミンククジラのそばにはウトウが多く見られました。
その他、ウミスズメ、ヒメウ、シロエリオオハムなどが見られました。
帰港途中、知床連山もスッキリと見えてきました。
多少風波があり1日とても寒いクルーズとなりましたね…
皆さん大変お疲れ様でした。
明日も2便運航予定でおります、条件よく出航できることを願います。