美しい日の出から始まる1日

本日は早朝から風が強く雪が舞い吹雪いておりました。
多少風はありましたが、無事5便運航です。

早朝便に関しては、流氷帯に到達できなかったものの
とても綺麗な朝焼け、そして日の出が見られました。
雲の切れ間から差し込む日差し、オオワシが神々しいです。
9時便以降は全て流氷帯に到達する頃が出来ました。
沖に出ると青空も見られる中、知床半島には分厚い雲…
風が強い中でも、力強く風に乗り羽ばたくワシ達。
こちらはオジロワシです。
写真左のオジロワシは幼鳥、全体的にまだ羽がまだらです。
キリっとしたカッコいい瞬間も、また愛嬌ある表情の時も
いつも同じ瞬間はなく様々な様子が見られ面白いです。
こちらはオオワシ。
ギラギラの逆光の中、佇むオオワシ。
風波があるの、流氷の際はたえず揺れを感じやすく不安定ですが
氷上でうまくバランスをとっていました。
オオワシ、オジロワシは多い時でざっと８０羽ほど、
流氷上で確認できました。
停まっている時でも、オオワシの方の白いラインは
よく目立つので識別がしやすいですね。

密度は薄く、次第に流氷は沖に流れていきましたが、
1時間の観光コースでもしっかり観察することが出来て良かったです。
１階から観察すると、より臨場感があり
フライデッキから観察すると、高さがあるので
飛んでいるワシ達と目線が合うことがよくあります。
奥に見えるのは北方領土・国後島です。
強風で体感温度がさがり、ものすご～く寒い中ではありましたが
外で観察される方も多く熱心に撮影、観察されておりました。