背ビレが『鎌型』

今朝、クジラの見える丘公園から沖を観察すると
若干波風があり、丘にいても風が冷たかったです…
本日は多少波風がありましたが、無事2便(2隻)出航となりました！

本日も全便イシイルカとの出会いがありましたね。
体はあまり見えていませんが、海面からあまり体を出さずに
泳ぐのがイシイルカの特徴です。
水族館などでは飼育されておらず、野生でしか出遭えません。
背中で水を切るように泳ぎ、高いジャンプをしませんが
とても速く泳げるイルカです。
午前便は沢山イシイルカに出会うことができました。
奥に見えているのは知床半島、ちょうど船首に位置するのは
相泊という場所になるのですが、2005年に相泊で流氷に挟まり
亡くなったシャチの家族がいました。
その中で一番大きかったオスの骨格標本が、知床羅臼ビジターセンターに
展示されております！
海鳥はこちらのトウゾクカモメをはじめ
クロアシアホウドリ、フルマカモメ、アカエリヒレアシシギ、
ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリなどが見られました。

午後便、出航しイシイルカと出遭い、
他船からカマイルカの情報、多数観察することが出来ました＾＾

イシイルカとは少し見え方も変わるのですが、
カマイルカの特徴と言えば、この草刈り鎌の『カマ』に
背ビレが似ていることからその名が付いたと言われております！
水族館でも馴染みあるイルカです。
こちらはゆっくり泳いでいる時と
こちらは速く泳いでいる時と見え方も変わりますよね。
時折全身を出した高いジャンプが見られることも♪
羅臼沖、イシイルカはよく出遭うイルカですが、
こちらのカマイルカは年に数回、出遭うことが出来てラッキーでした☆
本日はフリースやダウンを着られたお客様も目立ちましたね。
沖はとても寒かったです…
ご乗船の際は暖かい格好でご乗船下さい。