奇跡的にガスが晴れ

本日は2便(2隻)運航となりました。
濃霧に苦戦しつつも、午前便は先に出航していた他船から
日ロ中間地点付近で運よくシャチを発見したとの連絡が＾＾

霧が濃く、シャチを発見するも見失ったり、また発見したりを
繰り返していたようですが…沖は少しずつ霧が晴れていきました♪
風波がなく、海はべた凪！
シャチは30頭ほどそばで観察できましたが
広く分散しており、もっと頭数はいたと思われます。
背面泳ぎをして泳ぐメスのシャチ。
2頭でじゃれておりましたね。
凪が良いので、船に接近してくるとシャチの白い部分が
透けてよく見えます。ゆったりと泳いでおりましたね。
海鳥はこちらのフルマカモメ
ハシボソミズナギドリ、ウトウ、コシジロウミツバメ
クロアシアホウドリ、ヒメウなども見られました♪
海も穏やかなので、浮上する際にぶしゅーっと
呼吸音もよく聞こえましたね。
凪が良いと、水中から出てくる瞬間もよく見えるんです。
ジャンプしてくる瞬間もわかりましたよ！
子シャチのジャンプ、元気いっぱいです♪
陸は気温があがりムシムシしていたのですが、
沖はとても寒かったです。
寒い中、船外でレクチャーを聞いて下さったお客様も
いらっしゃいましたね。
午前便は、ちょうどシャチがいたところだけ視界が開けており
沿岸はさらに濃くなりました。

そして午後便は先に出航していた他船からシャチの情報があり
午後便もシャチに出遭うことが出来ました。
霧は少しずつ晴れていき、午後便も広く沢山のシャチに出遭えました。

本日は背景が白かったので、潮吹きは見づらかったと思いますが
シャチはこのツンツンの背ビレが浮いたり沈んだり繰り返すので
それが見つけるポイント。
こちらは横になって泳いでいたシャチ。
背ビレも特徴的ではありますが、この大きな胸ビレも
特徴的なんです。
次第に視界もよくなり、青空も見えてきましたね。
気持ちの良い海でしたね。
霧が晴れると海上にいても暖かく感じることも。
午後もあちこちでジャンプをしたり、頭を出したり
アクティブなシャチたちの行動を観察することが出来ました。
こちらはお腹を出して泳いでいますね。