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2025.03.09
本日は早朝便は時間を遅らせての出航となりました。
昨日同様に港内に流氷が押し寄せ、気温がぐっと下がり
凍り付いておりました…
北方領土国後島から昇る日の出はぼんやりと雲の切れ間から。
道の駅前は沖まで流氷がびっちりです。
出航するも、港内での撮影・観察となりました。
うっすらピンク色に染まる空、山からはオオワシやオジロワシが
次々と降りてきました。
時間が経つと丸い太陽が姿を現しました♪
国後島は端から端まで綺麗に見えておりました。
オレンジ色の柔らかな光の太陽をバックに
上空を旋回するオジロワシです。
港内にある流氷上で休むオジロワシ、
海面も黄金色に輝き神々しいです。
沖を見ると防波堤の奥に見える国後島に筋雲。
幻想的な景色です。
港内にも凹凸がある氷が入ってきており
よく見てみると水中深くまで氷が潜り込んでいます。
オジロワシとオオワシ
少しずつ流氷上に降りてきたワシ達。
一生懸命魚を頬張るオジロワシの手前には
そのおこぼれを狙う低姿勢のカラス…
美しい白黒の羽のオオワシ、大きく広げた鉤爪に圧倒されます。
目の前で急旋回したオジロワシ、迫力満点♪
8:30便出航時も流氷は港の中までかなり入ってきていた為、港内でのクルーズとなりました。
岸壁や流氷の上は多い時には40羽以上ののワシが集まりましたよ^^
最近はまだらな羽の幼鳥も目立ってきました。
こちらはオジロワシの幼鳥。顔つきもまだ少し幼い感じがします。
こちらのオオワシは白い羽がマーブル模様をしており、もう少しで羽が完全に生え変わりそうです。
見比べると成長過程がわかるので面白いです。
1階デッキから目線の高さで流氷とワシが見られるのは観光船ならでは!
警戒心の強いワシ達ですが時間が経つと船の近くまでやって来てくれることもありました。
港内にはワシ以外にも…こちらのヒメウやシノリガモも見られることも!
日差しはあるものの海面には氷が張っており、スケートリンクのようになっていました。
つるつるな氷の上をカモメたちは滑りながら歩いていました。
渡りが近づくとじっとしていることも多くなります。
こちらのオオワシは並んでしばらくの間、置物のように動かずに留まっていました。
こちらのオジロワシは、隣に来たワシをキック!!
じっくり観察すると様々な場面に出会えます。
13:00便では少し氷が緩み、僅かですが港から出ることが出来ました。
びっしりだった流氷にも隙間ができています。
平たく見える流氷もそばで見ると、水中に入っている部分がいかに大きいかが分かります。
港が塞がって入港できなくなる恐れもあるので再び港内へ移動。
沖合を見ると国後島の泊山も綺麗に見えていました。
全体的にじっとしているワシが多かったです。
明日はいよいよ冬季シーズン最終運航となります。
夕方の時点では流氷はかなり沖合へ離れました。
流氷の動きが気になりますが、朝になってまた塞がっていないよう願います。
(№0844)