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2025.03.08

押し寄せる流氷

とても天気のいい予報が出ていた本日、日の出を期待して集合となりましたが
昨日押し寄せた流氷がさらに増えており、港内まで入ってきておりました。
流氷と流氷の間も海面が凍って一面カチコチに…
残念ながら船が出ることができず、欠航が決まりました。
ご予約いただいておりましたお客様、申し訳ございません。

予報よりも雲が多かったものの国後島からあがる日の出が見られました。
砕氷型巡視船てしおと朝日。

船の出航はないものの氷上にはちらほらとワシの姿が見られました。
一晩を流氷の上で過ごした猛者たちかもしれません。

町内を探してみると木の上にもたくさんのワシたちが休んでいました。
8:30便も状況が変わらず欠航が決まりました。
とっても天気がいいのに残念でなりません…。
この頃には、流氷同士の間の氷も解け、隙間ができ始めていました。
船長によると「数時間も経てば、船が出れるようになる!」とのことだったので、
13:00便出港できることを期待して待ちました。

そして、13:00便次第に流氷も緩み出航♪
出航前、街灯にオオワシが停まっておりお客様もスマホで撮影されていました。
羅臼ではカモメやカラスたちのように、冬は身近な存在です。

流氷は風や潮の流れの影響で、刻々と変化をしています。
流氷に降り積もった雪がまだふわっとしており
オオセグロカモメが歩くと可愛らしい足跡♪

港から出ると、大きく気起伏のある流氷が目立ちました!
奥にはくっきりと北方領土国後島も見えましたね。

上空はスカッと青空が広がり、山から降りてきたオオワシやオジロワシは
とても目が良く獲物を狙って辺りを見回しています。

上空を見ていると、大きなワシ達に混ざって
羅臼ではわりと珍しいトビの姿も。
ワシ達に負けじと上空を旋回していましたね。

流氷も出ている部分は少なく感じられますが
水中に深く潜り込んでいる部分も多いです。
お天気が良いと、沈んだ部分も透けてよく見えます。

お天気が良い為、より一段と海も色濃く
また流氷も美しかったです。

羅臼岳にはうっすらと雲がかかるも
山の谷間から綺麗に見られましたね!

風の予報はまた南風…
流氷があまり港内に入り込んでこないことを願います。
早朝便は明日が最終日、今季シーズンは10日で終わります。
明日も素敵な出会いがありますように☆

(№0843)

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