ReservationsReservations

Blog

Blog

2025.03.07

じわじわと接近

今日も朝から細かい雪が降っておりました。
出航すると港のすぐそばまで流氷が来ていました!
ほとんど走ることなく流氷帯に到達です。
漁船も近場で作業しており帰港する船も多かったです。

小さな流氷やシャーベット状の場所も多かったです。
港近くではヒメウが群れになって飛んでいく姿が見えました。
空は厚い雲に覆われており、日の出は見られませんでした。
明るくなるのをワシたちを観察しながら待ちました。
日の出の時間から十数分後、
雲の後ろからんぼんやりと太陽の赤い光が見えました。
雪の予報だったので、
うっすらとでも太陽が見られてラッキーでした!
海面も光に照らされて綺麗でした^^
左がオオワシ、右がオジロワシ。

次第に赤い色も薄くなりましたが、
雲が薄かったので全体的に明るくなりました。
ワシはたくさん集まりましたが、やはり幼鳥が増えました。
この1枚だけでも3羽写っています。
オジロワシは俊敏な動きで魚を掻っ攫っていく姿をみせてくれました。
オオワシは体が大きくて力があり、
オジロワシはオオワシに力で負ける分、素早く動けるのでバランスがいいですね^^
帰港するときには、青空も見えるようになっていました。

8:30便航行中もじわじわと詰まってきた流氷。
流氷時期だけ使用している、竹のブイが潮の流れが早く
どんどん動いているのが分かりました。

流氷上にちょこんと佇むオオワシを挟んで
オジロワシとオオワシが揃って飛んでいきました。

全体広く分散しておりましたが、
双眼鏡でワシを観察すると、ざっと400羽程のワシが確認できました。
全体に対して幼鳥が多い印象でした。

11:00は臨時で地元の小学生を乗せて出航しました!
この便では高さのある流氷も見られ、とても迫力がありました。
地元で住んでいてもワシたちをそばで観察する機会はないようで
オオワシとオジロワシの識別を頑張りながらタブレットで撮影していました。
流氷の海に入っている部分が青や緑に見えるという話をしていた時には
流氷の中には植物プランクトンが含まれていることを知っている子も多かったです^^

こちらは8時半便撮影コースで運航中のEverGreen38から
EverGreenを撮影しました!
皆さん元気いっぱいに手を振ってくれましたね♪

13:00便出航時には流氷帯は港内まで流れてきました。
港から出られないので港内でのクルーズとなりました。

数時間の間でも流氷はかなり移動します。
2階デッキからは国後島が綺麗に見えていましたよ^^
沖合まで流氷はびっちりと続いていました。
少し雪も降っていましたが視界は悪くは無かったのでワシ達は続々と山から降りてきました。
こちらはオジロワシの若鳥です。
警戒心が強いワシ達ですが、しばらくすると船の近くの流氷の上にもやってきました。
1番右はまだ若いオジロワシですが、大きさは成長と同じサイズ。
自力で餌も獲ることもでき、もう一人前のワシです。
明日は晴れ予報にもなっています。
少しでも流氷が離れ港から出られますように…!

(№0842)

この記事へのコメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。「*」は入力必須項目です。
コメントは承認制となります。内容を確認後、順次承認をさせていただきます。

PAGE TOP