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  • 流氷帯は沖合へ離れ

2025.02.27

流氷帯は沖合へ離れ

昨日は午後からの強風で流氷も大きく動いたようで…
早朝便は他船と手分けし流氷を探すも沖には見つからず。
港周辺でオオワシやオジロワシの撮影、観察となりました。

本日の早朝便も雪…
沖も見えづらく、どんよりお天気でした。
沖を行き来している間、
沢山のヒメウの群れやシノリガモ、港周辺でケイマフリの姿も見られました。
最近港内ではこちらのキンクロハジロの姿も目立ちます♪

太陽は残念ながら見られませんでしたが、
時間が経つとうっすら背景がピンク色に。

上空ではキャンキャンと甲高い声が響き渡っております。
ワシ達が餌を奪い合ったり、魚をゲットしてアピールしているようです。

一部青空が見える瞬間もありました。
羽を大きく広げてゆったりと旋回していきます。
とても大きく美しいオオワシ。

ワシ達は上空では自由自在に動き回りとても俊敏で
カメラに収めるのも意外と難しいです…空の王者とも言われています。

かたや陸上では…
歩く時はちょっとおぼつかないことも(笑)
警戒心は強いので、様子を伺いながらよちよちと歩いたり
地面では大きな羽が逆に邪魔そうにも見えますね。

目の前に勢いよく飛んできたオオワシ!
近すぎてフレームアウト、白黒の羽とクチバシと足の黄色が目立ちます。
カッと開いた鋭い爪には圧倒されますね。

8:30便でも流氷の到達は難しかったので短縮クルーズとなりました。

まだかなり沖合にあるようで、双眼鏡で確認するも流氷帯は見えませんでした。
しばらくすると山から続々とワシが降りてきました。
普段は山の木々に留まっていることが多く、ワシに人気の「ワシのなる木」もありますよ^^
餌を獲るときは水面すれすれを飛び、足で鷲掴みします。
オオワシの足とくちばしは、鮮やかなオレンジ色をしています。

オジロワシもやってきました。
くちばしと足は黄色い色をしています。
雪がちらつく時もありましたが、割と多くのワシが集まりました。
本日は、1階デッキが人気のようで皆さん熱心に撮影されていましたよ!
しばらくして、港へ移動。
流氷帯が近くにあった時には、岸壁の上はガラガラでしたが本日は賑わっていましたよ!
見上げると頭のすぐ上をオジロワシが飛んで行きました。
尾羽も光が透けて綺麗です。
高い場所の方が居心地がいいのか、雪山に留まっているオジロワシもいましたよ^^

13:00便観光コースでは、オスのシャチとの出会いがありました♪
北方領土国後島(らうす山)をバックに悠々と泳ぐシャチ。

背びれが立派で船の側を通るとお客様からは歓声があがりました。
シャチを見つけるポイントはこの黒い背びれ、そしてクジラの仲間ですので
潮吹きも目立ちます。

青空も広がり、1時間コースでしたがシャチと
オオワシやオジロワシを観察できて良かったです♪
ポツンと佇むオオワシ。岸壁の上からも綺麗に国後島が見えました!

15:00の臨時便の運航もありました。
天気も良く、国後島の山々も綺麗です。

港周辺でワシの観察をしていると、
沖合にはツチクジラと思われるクジラの群れの潮吹きが見えました。
少し距離があったため向かいませんでしたが、
結構な頭数だったのでまた出会えることを願いたいです。

ワシの羽数は少なめでしたが、
しっかりとこちらのオオワシも

オジロワシも観察することができました。
場所を変えて岸壁に向かうと、
近くで見られたのはオジロワシたちでした。
魚をゲットできて誇らしげです^^

オオワシたちはお腹いっぱい食べたのか、山に帰っていく姿を見かけました。
国後島の山々も西日に照らされて綺麗です。

本日は流氷帯に到達することができませんでしたが、
明日は風が緩む予報です。
今晩中に羅臼側に入ってきてくれるよう願います!

(№0834)

 

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