シャチの群れと出遭う

本日は⁻2度の暖かい朝でした。
今年は昨年に比べると気温も高く過ごしやすい日が多いように感じます。

曇予報は的中し、国後島側は厚い雲に覆われていました。
港を出航し約20分ほどで流氷帯に到達しました。
流氷は、風や潮の流れで常に動き続け一日の中でも場所が大きく変化します。
流氷帯が無い時には沖合で見ることが少ないワシ達ですが、朝から多くのワシが流氷の上に集まっていました。
さらに沖合の遠くの方までワシ達のシルエットが見えました。
船の側にもワシが集まってきました。
みんなで万歳ポーズ！？　翼を広げると約2ｍもの大きさになるのでかなり大きいです。
綺麗な日の出は残念ながら見られませんでしたが、日が昇ると空は淡い色に変わりました。
毎日違った空の色を楽しむことができます＾＾
時折風が強く吹き、沖合では体感気温がぐっと下がりました。
寒い中でしたが、皆さん真剣に撮影されていました。

早朝便と8:30便は撮影コースですが、撮影されない方ももちろんご乗船可能です！
時間もたっぷりありますのでゆっくりワシを観察出来ます＾＾
ボコボコした流氷もありました。
流氷はぶつかり合うことで折り重なり、時間が経つにつれ起伏が激しくなります。
ワシ達には高い流氷が人気の様で、たまに他のワシを蹴り落とす様子も見られます。
他のワシがいてもお構いなしに頭上スレスレを飛んでいきます。
海面に反射した光も綺麗でした＾＾
クルーズ後半は、風も強くなり流氷帯はゆっくりと国後側に移動していました。

南西の風の影響で、徐々に離れていく流氷帯…
8：30便も片道30分程かかりなんとか到達することができました。

流氷上では沢山のオオワシやオジロワシが広く分散し
休んでおります。
羽を広げると約2ｍあるオジロワシ、目の前を悠々と飛び
迫力があります。

こちらはよく見ると羽がみんな違って見えますが
オオワシとオジロワシの幼鳥が混ざっています。
どれがどれかわかりますか？

力強く羽ばたくオオワシ、空の王者の貫禄ですね！

鋭い眼差しで睨みをきかせ、こちらに向かって飛んできました。
しっかりと目で周囲を観察し、餌に狙いを定めます。

本日は8時半便、12時便、13時便と運よくシャチに出会うことができました。
広く分散しておりましたが、ざっと30頭ほど確認できました。

わりと沿岸を移動しており、陸から見えたとの情報も頂きました♪
ありがとうございます。

観光コースでは残念ながら、流氷帯がどんどん離れてしまい
1時間では到達できなかったものの…
お天気も良くなり次第に知床連山の姿も♪

1時間でも沢山のシャチとの出会い。

背びれが高いオスシャチはまた一段と迫力がありますよね＾＾

オオワシやオジロワシをそばで観察することができました。

明日も風が強く吹いてくる予報となり
流氷が離れることが予想されますが…
自然の事なので、何が起こるか分かりません。
明日も素敵な出会いがありますように☆