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2025.02.24
曇りの予報もありましたが、とても天気のいい中スタートすることができました。
じわじわとオレンジ色の空が広がっていきます。
右側で輝いているのは操業を終えて帰航してくる漁船です。
また、細い三日月も綺麗でした。
流氷は昨日よりも羅臼港に近くなっており、10分ほどで到達することができ、
早朝便では今年初の到達となりました^^
ここで日が昇るのを待ちます。
どんどん空の赤色が濃くなっていきます。
国後島には少し雲がかぶっており、スッキリとはいきませんでしたが
隙間から太陽が昇りました!
雲も輪郭もオレンジ色に染まっていて美しいです。
反対側を見ると、パステルカラーに染まった流氷が見られます。
オジロワシとオオワシ、横にいると体格差の違いが分かりやすいです。
細い足場であっても高い場所が人気で片足でもしっかり掴まって立っています。
流氷があるのに、
空中で食べてからまた餌を獲りに来るツワモノもいました。
空中ではたまにエサの取り合いも見られます。
キャンキャンキャンとワシの鳴き声が聞こえたら見上げてみてください。
8:30便では出航するとすぐに他船からザトウクジラの情報を貰い港近くに引き返しました。
現場に向かうとブロー(潮吹き)が確認できました!
ザトウクジラはどこかへ移動する様子はなく辺りをのんびりと泳いでいるようでした。
警戒することなく船の近くに浮上し、潜っていきましたよ!かなり近かったのでお客様も驚かれていました。
夏の時期でも羅臼では珍しいザトウクジラ。
流氷が来るこの時期に見られるのは非常にレアです!
特徴的な尾びれも見ることができましたよ^^
その後、沖の流氷帯に向かいました。
流氷帯の上には珍しくトドの姿も。
沖にはスケソウダラ漁船が操業していました。羅臼では流氷が来ても漁船が操業しており、流氷の間をかき分け走る姿はとても迫力があります!
流氷の隙間で泳ぐトドたち。普段は沿岸で見かけることが多いトドですが、魚を求めて沖合に来たのでしょうか…!?
飛んでいる時にはカッコいいイメージのオオワシですが、丸まっている時は可愛らしいです^^
こちらのオオワシは、流氷の上にスライディング着地!
羅臼側も天気が良く羅臼岳も見えました。
観光コースでも多くのワシが見れました。
右がオジロワシ、左がオオワシです。オジロワシは全体的に茶色色、オオワシは黒と白のツートンカラーをしています。
尾羽はどちらも白色です。
船の近くにオジロワシが飛んできました。
約2m近い大きさの翼を持つワシ達。近くを飛ぶと羽音が聞こえることもあります。
国後島も一日を通して綺麗に見えていました。
流氷はどんどんと羅臼に流れているようで沖合まで流氷帯は続いているようでした。
明日も穏やかな中運航できますように!
(№0831)