じゃれあうシャチ

今朝は霧が濃かったのですが、霧が晴れているところで
船長は自宅からシャチを観察していたようです。
早朝から出航していた他船がシャチを見つけ、連絡を頂きました。
いつもありがとうございます♪

まっすぐポイントへ向かうと沢山のシャチの群れが分散しておりました＾＾
ココにシャチが写っているのですが、十数頭の群れがいくつか。
本船からは近くで約30頭のシャチを観察することができ
他にも広く分散しておりました。

とてもフレンドリーなシャチたちで、船の様子をうかがってきたり
頭を海面に出したり、お腹を出して背面泳ぎ
そして何度かジャンプも見られましたよ～！！
小さなシャチから、大きなシャチまで…
着水すると豪快にしぶきがあがりましたね。
一度ジャンプをすると、何度か繰り返すこともあり
迫力ある様子も見られましたね＾＾
スタッフがイルカやシャチの生態について説明をし
『シャチのオスの背ビレは大きいもので約２ｍあります。』
と話すとお客様が手を伸ばし…
背ビレだけでもこんなに大きいのか～と話していたようです(笑)！？
許可を頂き写真を撮らせて頂きました＾＾ありがとうございます。
大人のオスシャチはそばで見ると本当に貫禄があり圧倒されます。
シャチたちはどんどん日ロ中間地点よりも北方領土・国後島側へ
移動していきました。

本日は両便共にイシイルカにも出遭うことが出来ましたね。
海面からあまり体を出さずに泳ぐので、遠くから見つけると
しぶきが沢山あがっているのが確認できました。
高速で泳ぐことができ、本船はイシイルカたちには敵いません。
餌を追っていたのか？あちこちにしぶきがあがっておりました。

チャーターにて出航していた他船から、他のシャチ群れを発見したとの
情報を頂き、午後便もポイントへ直行です。
ポイントへ到着する前に、鯨類の発見ポイントをお客様にレクチャー。
お客様もシャチの見つけるポイント、潮吹きや背ビレを発見！
本日は常連のシャチたちが続々と確認することが出来ましたよ～＾＾
船長が『あれはいつものオスだな！！』とマイクでアナウンス。
背ビレの形と背びれの後ろにサドルパッチという模様があり
その左側面で個体識別をしております。
お客様にも常連のシャチの特徴を紹介すると
『ほんとだ～』『わかった～』としっかり識別されていたようです♪

両便共に無邪気な子どものシャチたちは元気いっぱい
じゃれ合う姿を沢山見せてくれました♪
頭を海面からぐっとだし、目で周囲を観察する『スパイホップ』という行動。
私達の事をしっかりと見ているんですね！？
午後便は何度も何度も船に寄ってきて、頭を出しながらアピール。
船が気になったのでしょうか！？とても可愛らしかったです。
本日は両便、沢山のシャチに出遭うことが出来ました。

海鳥はこちらのクロアシアホウドリ
ウトウ、シロエリオオハム、ハシボソミズナギドリ
ヒメウなどが見られました。

多少風波があり、1日とても寒いクルーズでした。
とても寒い中皆さん大変お疲れ様でした！
明日も2便運航予定です、条件よく出航できますように。

新型コロナウィルス感染防止のためのお願い】

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