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2024.09.27

雨の中での出会い

本日は、朝から雨が降りどんよりとした天気でした。
天気は悪いものの、久しぶりに全便運航することが出来ましたよ^^

雲も厚く国後島も終日隠れていました。
午前便。行き航海では生き物の見え方をスタッフが解説します。
根室海峡は沖合も沿岸もどこでもイルカ、クジラがが見れる可能性があり、お客様が発見して下さることもございます^^
初めに出会えたのはこちらのイシイルカです。
水族館では飼育されていない種類のイルカなので野生でした出会えません。

本日は全便で見ることが出来ましたよ^^
凪も良かったので見つけやすかったですね!
沖に進むと順調にマッコウクジラに出会うことが出来ました!
マッコウクジラは約40分程度深海に餌を探すために潜り、呼吸のために約7分程度水面に浮上します。

大きい個体は約18m近くにもなり、船とほとんど変わらない大きさです。
潜る時には尾びれを高く上げて潜っていきます。
尾びれの横幅だけでも約3mもの大きさがあります!
ラッキーなことに別のマッコウクジラも近くに浮上しました。
基本的には単独のオスを観察することが多いですが、2頭並んでいました。

右側が頭、左側が背びれです。
ぐにゃんと体を器用に曲げて船の方に向かってきました。
暫くすると不思議な潜り方で海へと消えていきました。
個体によっても潜り方に癖があるので見比べると面白いです^^
午後になっても雨は止むことなく小雨の中での出港となりました。
他船と協力しながらマッコウクジラを探すもかなり苦戦しました…

何とか最後の最後で、EvereGreen38ではマッコウクジラを観察することが出来ましたよ^^
高く上がる潮吹きはマッコウクジラを探すときの大きな手掛かりとなります。
雨が降ったこともあり、かなり寒かったですが皆さん外で生き物を観察されていました。
海鳥は種類も多く、こちらのアカアシミズナギドリをはじめウトウ、フルマカモメ、ハイイロウミツバメ、クロアシアホウドリ、
トウゾクカモメ、シロエリオオハム、コシジロウミツバメ、ケイマフリなどが見れましたよ^^
また最近はカモ類も多く見られています。
午後便帰港時には、沿岸沿いでは霧が発生。
幻想的な光景が広がっていました。
明日も全便出航できますように!

いよいよ明日から、知床らうす産業祭「羅来楽」も開催されます!

会  場:羅臼漁港第一市場横広場

開催日時:令和6年9月28日(土)15:00~21:00
令和6年9月29日(日) 9:00~15:00

明日、17時10分からの綱引き大会には各社観光船ガイドチームも出場します!
お時間が合いましたら応援お願い致します!
(№0774)

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