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2024.08.28
本日はわりと凪の良い中、2便運航となりました。
午前便出航すると沿岸ではこちら、クロアシアホウドリの姿が!
沖ではよく出会いますが、岸近い所では珍しいですね。
午前便は風もなく、海面もトロ凪♪
奥には北方領土国後島も見えておりました。
スタッフが鯨類を発見する際のポイントを解説し
本日は凪が良いので、お客様も次々と見つけて下さりました。
全便、マッコウクジラやイシイルカと出遭うことができましたね。
徐々に知床半島にかかっていた雲もとれ連山が見えてきました。
知床半島をバックにマッコウクジラが浮上。
午前便は最近お馴染みの漁船のそばをウロウロしているマッコウクジラたちが
キンキの刺し網漁船のそばでゆっくりしておりました^^
マッコウクジラの浮上を待っている間
そばには沢山の海鳥も集まっておりましたね♪
こちらはオオセグロカモメとクロアシアホウドリ。
その他、ハイイロウミツバメ、アカアシミズナギドリ、
アカエリヒレアシシギ、トウゾクカモメ、ケイマフリ、ウトウなど
観察する事が出来ました。
写真向かって右、潮吹きがあがっているのが頭
左の三角の部分は背びれです。
呼吸を繰り返し、準備ができると尾びれをあげて
深海へと潜っていきます。
深海ではイカなどを食べ、1時間近く潜水し
息が苦しくなるとまた浮上してきます。
海面に黒い背中、こちらはイシイルカがゆっくりと泳いでいる様子です。
呼吸をする際、ゆっくり浮上しますが高速で泳ぐこともでき
本気を出されると本船は全く敵いません。
午後便も他船と協力し、順調にマッコウクジラと出遭えましたね^^
頭をぐっと持ち上げたり
プカプカ頭をだし浮いていたり
普段、羅臼沖では1頭行動をとっているオスのマッコウクジラたちですが
3頭仲良く並んでプカプカ。
ぐっと背中が持ちあがり、少し尾びれが見えましたが
深い潜水はせずに海面でゆっくりしておりました。
15mを越えるオスのマッコウクジラたちが
3頭寄り添って泳いでいると、とても迫力がありますね!
普段の行動であれば、私達が彼らに出会えるのは
海面に浮上している7分前後と非常に短いのですが、
ゆっくりと観察することができ良かったです。
明日も無事出航し、素敵な出会いがありますように☆
(№0745)