Blogブログ
2024.08.06
昨日の波風も落ち着き、本日は全便運航することができました。
朝から蝉も鳴いており、気温も高い一日となりましたよ!
くじらの見える丘公園からは、イシイルカを観察することができました。
出航して沖へ行くと沢山のクロアシアホウドリの姿が見られました。
ここ数年、羅臼では頻繁に観察されています。
クロアシアホウドリだけでなく、こちらのコアホウドリの姿も見られました。
この海鳥たちは、外洋型の鳥なので羅臼では沖合に行かないと観察することができない鳥たちです!
両便で、マッコウクジラとの出会いもありました。
普段は深海に餌を探しすために潜っているマッコウクジラ。
浮上する時間は7分程度と短いですが、タイミングよく発見でき、ゆっくり観察できました^^距離を保ちながら潜る瞬間を見守りました。
停船していると、ゆっくりとマッコウクジラの方から近づいてきました。
近くで観察できたので、鼻の穴も見ることができました^^
マッコウクジラの鼻は、頭の先端の少し左側についています。
久し振りにミツユビカモメがいましたよ!
他には、ウトウ、フルマカモメ、アカアシミズナギドリ、トウゾクカモメ、アカエリヒレアシシギ、ハイイロウミツバメ、ウミネコなどが観察できました。
午後になると青空も広がり、知床連山も見えましたね!
青空を見たのは何日ぶりでしょうか…
午後便ではイシイルカが活発に泳いでいました。
勢いよく上がる飛沫があちこちで上がっていましたよ^^
青い海に白い飛沫がよく映えますね!
水中マイクを使ってマッコウクジラのクリックス音があるかも確認しました。
マイクを使うことで、マッコウクジラが水中にいるかどうか、何頭いるのか、近くにいるのかいないのかが分かります。
また、音が止まると浮上の合図にもなるので浮上するタイミングも知ることができます!
音が止まった時には、霧が再び濃くなっていきました…
なんとか、予測通り近くでマッコウクジラが浮上したので無事に発見することができました^^
最後は、立派な尾びれを高く上げて深海へと潜っていきました。
尾びれの裏側もバッチリ見えましたね^^
マッコウクジラはこの、尾びれの裏側の形やキズなどで個体識別をしています。
現在、根室海峡では300頭近いマッコウクジラが識別されています。
霧がかったり、晴れたりを繰り返す不思議な天気の1日でしたが、久し振りに青空も見れ良かったですね^^
明日も出航予定です!沢山の出会いがありますように^^
(№0724)