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2024.08.03
今朝は濃い霧に覆われて、沖観察が出来ませんでしたが…
次第に視界も開けていきました。
本日は多少波風がある中ではありましたが、午前便のみ出航。
風があるものの生暖かい風が吹き、沖でも薄着の方が多かったですね。
スタッフが写真を使って鯨類を見つけるポイントを解説。
あちこちで出会えたのはこちらのイシイルカ。
活発に飛沫を上げて泳ぐ姿やゆっくり浮上し呼吸をする姿が見られましたね。
はじめは波か飛沫か見分けが難しかったと思いますが、
目が慣れるとお客様もイルカを見つける教えて下さいました。
皆さん、ありがとうございます♪
そばを泳ぐと黒い背中が見えた方もいたようですね。
背中が黒く、お腹が白い体色をしており
こちらの写真は向かって左側に泳いでいるイシイルカ。
高速で泳ぎ、写真の枠に収めるのも難しいです…
他船と協力し、本日もマッコウクジラに出会うことも出来ました。
しわしわの体も特徴的ですね!
何度か呼吸を繰り返し、背中がぐっとあがると…
尾びれをあげて一気に潜水していきます。
1時間近く潜水し、息が苦しくなるとまた何Kmも離れて浮上してきます。
浮上を待っている時間、次第に北方領土国後島も見えてきましたね。
船が漂っていると、そばに近づいてくるのはフルマカモメたち。
私達の船を漁船と勘違いをしおこぼれをもらおうと集まってきます。
また観光船の近くで操業中だった漁船の側には沢山の海鳥たちが集合!
こちらの写真には、フルマカモメやクロアシアホウドリ、コアホウドリなど
凄い数でしたね。
その他、トウゾクカモメ、フルマカモメ(白色)、ウトウ、
アカアシミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アカエリヒレアシシギ、
ハイイロウミツバメなど観察。
勢いよく潮吹きがあがり、漁船のそばにマッコウクジラが浮上。
じわじわとこちらに向かってきた様子…
こちらは2頭並びぷかぷか。
潮吹きが出ているのが頭の先、ポコっと海面に飛び出している三角部分が
背びれになります。
全貌がなかなか見えませんが、15mを超えるオスのマッコウクジラが
羅臼沖にはやってきます。
なかなか潜らず、浅潜りを繰り返していたので
ゆっくりとその場を離れました。
帰港時には、霧で見えなかったクジラの見える丘公園。
赤白の灯台がある所にウッドデッキがあり
大きな双眼鏡も設置されておりますので、
ここから実際にいるかやクジラが見つかることも多いです。
本日のオオセグロカモメの雛たち。
仲良く並んで可愛らしかったです♪
午後便は徐々に波が高くなり欠航となりました。
ご予約頂きましたお客様申し訳ございません。
明日は全便出航できることを願います☆
(№0721)