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2024.07.27
連日時化が続き、多少うねりがあったものの
視界も良くクジラの見える丘公園からは
マッコウクジラの姿を確認することが出来ました♪
本日は久しぶりに4便出航!!
うねりは多少あるものの、風波はなく
鯨類を見つけるポイントを解説し、
お客様も一緒に探して下さいました^^
海鳥はあちこちで見られ
鳥好きなお客様もご乗船されており、熱心に観察、撮影されておりました。
こちらのクロアシアホウドリやハイイロウミツバメは沢山観察出来ました。
こちらはコアホウドリ
また、漁船のそばにはフルマカモメやクロアシアホウドリが
おこぼれをもらおうと続々と集まってきました!
その他、ウトウ、ハシボソミズナギドリ、アカエリヒレアシシギ、
ヒメウなど観察出来ました。
そしてこのキンキの刺し網漁船の側にマッコウクジラが浮上!
なかなか潜らずに周りをうろうろ。
時折頭を出したり、旋回したり繰り返していました。
イルカやクジラたちも哺乳類、
鼻で呼吸をするために海面に浮上しますが、
マッコウクジラは頭の先端、左前方に鼻があり
斜め前方に潮吹きが上がる特徴があります♪
しばらく観察しておりましたが、尾びれは上げ潜ることなく
浅潜りを繰り返していたので、その場を離れました。
ゆっくりと観察出来ましたね。
午前便はほとんど目立たなかったイシイルカですが…
午後便は出航すると至る所で目立ちましたね^^
お天気が良く、水中泳ぐ姿もよく見えました。
本気を出されると本船は全く敵いません…
実際見るとずんぐりとした体型ですが、最高時速は55㎞/hと
とても速く泳ぐことが出来ます。
午後便も複数頭のマッコウクジラを観察することが出来ましたが
羅臼沖で観察されているオスのマッコウクジラたちの行動パターンは
7分前後海面で呼吸を整え、準備が出来ると尾びれを上げて深い潜水へ。
一度潜ると40分程浮上しません。
遠くで浮上していしまうと、このように遠くで潜ってしまうことも…
タイミングが合えば、このようにそばでゆっくり
観察出来ることもあります!
何度も呼吸を繰り返し、尾びれを高く上げて
潜っていきました。
一部しか見えませんが、体長は15mを超えるオスのマッコウクジラたち。
お客様からは『おっきい~!!』との声も聞こえてきました。
沖から知床連山も綺麗に見えておりましたね。
だいぶ雪も解けましたが、谷間にはまだ残雪も。
沖に出ると風が冷たくとても寒く感じました…
本日のオオセグロカモメの雛たち。
何だか保育園の様に賑やかになってきました♪
明日は少し風が吹く予報となっております。
無事出航できる子を願います。
(№0714)