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2024.07.18

同じシャチ家族

本日はわりと凪の良い中、4便運航となりました。
陸から沖観察をした時は霞が強くあまり視界がよくないため鯨類を
発見することが出来ませんでしたが…
出航前に漁師さんからのシャチ情報!ありがとうございます♪

まずはシャチを見つけるポイントをお客様に解説。
シャチは背びれが目立つ生き物で、またクジラの仲間ですので
潮吹きも目立ちます♪

岸が近いところでシャチに出会うことが出来ました^^
シャチを観察していた場所は、陸近いところですが
これだけの沿岸でも羅臼沖は一気に海が深くなっており
現場は水深300mほどもあります。
深いところでは知床岬方面2000m程深い場所も。

シャチ達は全体的に潜水が長い行動をとり
餌を獲りに行っていたのかもしれません!?
分散しているものの、潜水する時はみんな一斉に水中へ消えていきました。

こちらはそばで観察できたオスのシャチ。
全長は8m前後、背びれだけでも2m近く成長する個体もいます♪

また全便でこちらのイシイルカとの出会いもありましたね。
背中で水を切るように泳ぎ、あまり体が見えませんが
白黒ボディーです。
高速で泳ぐと本船は全く敵いません。
V字に上がる飛沫が特徴的で、全長は2mほど
ずんぐりとした体型をしておりますが、筋肉が発達し
最高時速は55㎞/h

海鳥はこちらのトウゾクカモメ
フルマカモメ、ウトウ、ハシボソミズナギドリ
クロアシアホウドリ、ケイマフリなどが見られました。

沖に出ると北方領土国後島の島影もうっすら見えることもありましたが、
知床半島も見えづらかったですね。

午後便もそれほど移動せず、同じシャチの家族を観察することが出来ました。
午前便はわりと長い潜水を繰り返すような動きでしたが
午後便は動きが変わり、ぷかぷかゆったりとした様子も見られました^^
船の側を悠々と泳ぐオスのシャチは迫力がありましたね。

頭を出したり、お腹を出したり
この個体は横泳ぎが上手でした♪

シャチは遊ぶことも好きで、こちらの個体は海藻を絡めて
泳いだり、吻先にくわえたり。

船の側で海藻で遊び、吻先にひっかけた海藻を
船に向かって見せに来てくれたのですが…
すぐ真横に浮上し近すぎたため、吻先の海藻が写せませんでした(汗)

ジャンプをするこも!!

最近は連日同じシャチ家族が港近くでゆっくりしてくれています。
7月後半に入りシャチ遭遇率は下がってきておりましたが…
数日観察することが出来ておりますね♪とてもラッキーです。

明日はお天気が下り坂予報ですが
無事出航できることを願います☆

(№0706)

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