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2024.07.13

あちこちイシイルカ

昨日の波風は今朝には落ち着き、本日は4便全便運航できました。

午前便は、曇り空なものの凪が良い中で出港。
知床半島と国後島に挟まれた根室海峡は、波が立ちにくく他の海に比べると穏やかなことが多いです。
本日は、一日を通してこちらのイシイルカが沢山見られました!
ジャンプをするイメージのイルカですが、体を出したジャンプはせず海面スレスレを高速で泳ぐのが特徴です。
高速で泳ぐときは、餌を追いかけている時など。
ゆっくり泳いでいることもあり、その時は小さな背びれと黒い背中が見えます^^

小さく見えますが体長は約2mあるので人間よりも大きいです。
船を走らせればあちこちでイシイルカの姿が見られました。
凪も良かったのでより見つけやすかったかと思います。
お客様もだんだん目が慣れ沢山のイシイルカを見つけていらっしゃいました。
EverGreenは、イシイルカを観察しているとナガスクジラにも遭遇。
最大20m近くにも成長する種類のクジラですが、こちらの個体は少し小さめでした。
羅臼の海は、2m程のイルカから20m近いクジラまで様々な種類の鯨類が時期を変えて集まります。

最近は頻繁に見られているクロアシアホウドリの姿もありました。
日本では、アホウドリ、クロアシアホウドリ、コアホウドリの3種類のアホウドリの仲間が観察でき、羅臼では3種類全て観察されています。
また、フルマカモメの数が多かったように感じます。
他にも、ウトウ、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、アカエリヒレアシシギ、トウゾクカモメ、ハイイロウミツバメ、ウミスズメなどが見られました。

午後便出港時には、少し風が吹き始め沖合は白波も目立ちました…
1日の中でも天気や海況は大きく変化することもあります。
午前便に引き続き、船を走らせるたびにイシイルカの群れと遭遇しました。
1頭も出会えない日もあれば、本日のように沢山出会える日もあります。
生き物達との出会いは運次第です。

風が吹いたおかげで、視界は良くなり青空が見えることもありました。
天気が良いと海の色も青々としており水中の様子も見えることもございます^^
波のある中でしたが、沢山のイシイルカに出会え良かったですね!
他船が、水中マイクを使いマッコウクジラを探すも見つかりませんでした…。
そろそろ、マッコウクジラも本格的に海況にやって来る時期になります。

港の岸壁の上のオオセグロカモメのヒナたちは順調に成長しているようです^^
ヒナの頃はモフモフで色もグレーをしておりとても可愛いですよ。
この時期は毎日ヒナの様子を見るのもとても楽しみです!
明日は晴れ予報となっており風も弱い予報です。
条件の良い中運航できますように!
(№0702)

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