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2024.06.04

羅臼空クルーズ

本日は朝から羅臼らしい曇り空。
雨が降る予報もありましたが、雨に降られることなく全便運航できました。

陸から鯨類は発見できないものの、多くの海鳥で賑わっているようでした。
出航すると早速、船の周りには沢山のミズナギドリの姿が見られました。
海面を助走して飛び立つのでこのように助走した跡が分かります。
また、沖合にはコアホウドリの姿も。羽を広げると約2mもの大きさがあり、後ろに映っているミズナギドリも小さく見えますね^^

他にも、シロエリオオハム、ウトウ、フルマカモメ、クロアシアホウドリ、トウゾクカモメ、ハシブトウミガラスなどが見られました。
他船から、シャチの情報も貰い無事に会うことができました!
少し波がありましたがシャチ達は力強い泳ぎを見せてくれました。
頭数も割と多く、20頭近くのシャチがいましたよ。
一列になって泳ぐ姿はいつ見ても感動します。

かなり沖合の現場だったため、短い時間でしたがシャチ達に会うことができ良かったです。

EverGreenはイシイルカとの出会いもありました。
高速で泳ぐためこのような特徴的な飛沫が連続で上がります。
13時便もシャチに会うことができました。
他社も含め、全部で5隻の船が出航しそれぞれ別の群れを観察しました。

沖合から沿岸までいくつかの群れが来ているようでした。
子供のシャチは、アクティブに海面を尾びれでバシャバシャと叩いていました。
まだまだ背びれも小さいですが、パワーがあります!
船の事が気になるのか、顔を出して辺りの様子を伺っているようでした。
この行動はスパイホップとも呼ばれています。

スパイホップをしている時は目もしっかりと開けています!
可愛らしいシーンも見られましたよ!

三頭でキュッと集まって一体何をしていたのでしょうか…⁉
自由気ままなシャチ達は、胸びれを出して泳いだりプカプカ浮かんだりとリラックスした様子。
まったりゆっくりとした時間が流れました。
船を警戒せずリラックスした姿を見せてくれると嬉しいですね。
風も冷たくかなり寒い一日でしたが、皆様外で生き物を観察されていました。

6月ですが、まだまだ寒い日が続いておりますのでご乗船の際は必ず上着をお持ちください。
明日も沢山の生き物に会えますように!
(№0663)

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