両便共シャチと出遭う

本日はわりと凪の良い中、2便運航となりました！
お天気はどんよりとしておりとても寒い1日でしたが、
クジラの見える丘公園からは、ハシボソミズナギドリの群れ
ミンククジラやシャチを確認することが出来ました♪

凪の中、午前便出航。
先に出航していた他船がシャチを観察しており情報が入りました。
ポイントへ向かうまでは、鯨類の見つけるポイントを解説。
そして、皆さんイメトレばっちりでいざ実践♪
しっかり遠くのシャチを見つけることが出来ておりました。
シャチを見つけるポイントは、潮吹きと背びれです。
立派なオスのシャチが悠々と、船のすぐそばに浮上し
貫禄がありましたね＾＾

時折まったりモードに、ぷかぷか吻先をだし漂ったり
横になり漂ったり

水中泳いでいると白いところが透けて、船からは目立ちます。
オスシャチは大きいもので全長９ｍ近くにも成長し、背びれだけで
約２ｍと迫力満点ですね。
本日は北方領土も全体が見えており、午前便は国後島最高峰の
爺爺岳(ちゃちゃだけ)もくっきりと見えましたね。
また、こちらのイシイルカは今季シーズンの遭遇率は
まだ少ないですが、両便出会うことができましたね♪

凪ていたので、見えたお客様もいらっしゃったかもしれませんが、
お腹が白く背中が黒い白黒ボディーをしております。
海鳥はこちらのウトウをはじめ
ウミスズメ、ヒメウ、シロエリオオハム、ユリカモメ
ハシボソミズナギドリ、フルマカモメ、ウミアイサ等が見られました。

午後便は少し風波が出てきたものの、青空も見えてきました。

海面からあまり体全体を出さずに水を切るように泳ぐ
イシイルカのしぶき。
高速で泳ぎ、最高時速は５５ｋｍにも達します。

そして午後便もシャチとの出会いもありました。
午前出遭えた群れでしょうか！？
知床連山をバックに一列になり、とてもかっこいいですね。
小さな個体も見られ、みんなで息を合わせて泳ぐ姿が見られました。

本日も風が冷たい中ではありましたが、皆さん大変お疲れ様でした！
極寒とまでの寒さは少し緩んだように感じますが…
まだまだ寒さ厳しい羅臼です。
ご乗船の際は暖かい格好でご乗船下さいませ。