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2024.02.22
本日は6便運航となりました。
昨日に引き続き、流氷が離れる風向きの風が吹き続け流氷はさらに沖合へと移動していました。
各社、流氷帯に向け船を走らせます。
陸地から約10㎞ほどの所で流氷本体に到達しました。
雲は厚いものの、朝日が雲の切れ間から漏れ暖かい光が辺りを包んでいましたよ^^
ワシも続々と山から流氷帯に向け移動し、多い時では約150羽ほど集まりました。
普段は、山の木々に留まってることが多いワシですが餌を求め沖合へとやってきます。
大きな体のオオワシですが、このような細い流氷の上にも留まることができます。
ワシ達は割と高い流氷が好きなようで、高さのある流氷の上に留まってることが多いです^^
オオワシの若鳥も多かったです。
成鳥に比べると顔つきもまだ幼い感じがします。6年から8年程かけて成鳥になります。
ゴツゴツした大きな流氷も目立ってきました!
私達の身長よりもはるかに高いものが多く、とても迫力があります。
8時半便も少しずつ離れつつも流氷帯に到達。
日々流氷の形も変化し、一枚がこんなにも大きな氷も。
オオワシやオジロワシを観察していると
オオワシの周囲をひらひらと飛んでいたのはユリカモメ。
比較的小さめのカモメなので、また一段とオオワシが大きく感じます♪
雪が深々と降る中、羽ばたくオオワシ。
11:00便の臨時便も無事に流氷に到達しました^^
折り重なった流氷は、光の加減によってキラキラしてとても綺麗でした!
時折風も吹き体感気温もグッと下がりましたね…
流氷の上のワシ達も動きがいつもよりゆっくりに…越冬に来たワシ達でさえも寒かったのかもしれません。
流氷面ギリギリを低空飛行するオジロワシ。
13時便は沖合も沿岸も青空が広がりました!
一部ではありましたが国後島も見えましたよ^^
流氷本体にも到達することができ、間近で流氷とワシを見ることができました。
初めて流氷を見る方も多く、多くの方が喜ばれていました^^
流氷も1日で大きく動くのでその時によって到達できないこともあります。
13時便は青空が広がり、北方領土国後島も綺麗に見えました。
羽ばたくオジロワシの背景には国後島の島影。
オオワシ、オジロワシは羽を広げると約2mもの大きさになります!
留まっているワシと比べると大きさがより分かりますね!
オオワシとオジロワシを比べると左のオオワシの方が一回り程大きいです。
活発に動いているワシも多かったです。
船の近くを飛ぶこともあり迫力がありました^^たまに、羽ばたく羽音が聞こえてくることもありますよ♪
氷水に浸かりながらも平気な顔をしているオオセグロカモメ達…
驚きです。
その他の海鳥は、ヒメウ、ケイマフリ、ユリカモメ。
港内にはこちらのシノリガモがいました。
明日も全便、流氷に到達できますように☆
寒さも少し和らいでくれることを願います…!
(№0603)