約2ヶ月ぶりの登場

今朝はわりと凪がよかったものの、
沖の方、国後島側は白波が目立っておりました。
30分程沖観察、いたる所でゆっくりと泳ぐイシイルカの姿と
白波に混ざって、国後島側に潮吹き？何か違和感がありながらも
遠すぎてよくわからないまま、午前便出航。

出港すると、ポコポコと海面に呼吸をするため浮上する
イシイルカとの出会いがありましたね。
お天気も良く、海面もキラキラと眩しいです☆
北方領土国後島もくっきりと見えており、
他船と協力し探鯨していると…沖の方に潮吹き発見。
じっと観察していると、黒い背びれが！！シャチ発見です。

発見時は国後島側に浮上していたシャチ達が
徐々に羅臼側へ入ってきてくれました～
広く分散しており、15頭以上はいたと思われます。
はじめは少し潜水も長く、距離を保たれておりましたが次第にまったり♪
午前便では珍しく、日差しが強く潮吹きにもうっすら虹が。
お腹を出して、口から海水ぴゅー。
船の側にいきなり浮上し驚かされたり、船の真横でゆったりしておりました。
シャチ達もこちらを観察していたようです！
お腹を出したり、頭を出したり様々な行動が見られました。
こちらのシャチは背びれに海藻をひっかけながら泳いでおりました＾＾
船の真横でいきなり、尾びれをぶんぶんと
豪快にしぶきがあがりお客様からも歓声があがりました。

背びれが高いオスのシャチは、貫禄があり悠々と泳ぐ姿が見られました。
全長はオスで8ｍ～9ｍにも達し、背びれの高さだけでも2ｍにもなります。
シャチシーズンは5月～7月中旬ですが、
今時期出遭えたのはレアでしたね＾＾

午後便は沖から少しずつ風波が出てきました。
鯨類を見つけるポイントの解説も皆さん熱心に聞いてくださいました。
しばらくすると、船のすぐそばにツチクジラが浮上！！
1年通して遭遇率は低いクジラですが、ホエールウォッチングで
対象にしている場所はほとんどありません。
体長は10ｍ～12ｍ程とハクジラの中では、
マッコウクジラに次いで2番目に大きなクジラ。
普段は警戒心が強くなかなかそばで観察できませんが、とてもラッキーでした☆