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2023.09.06
本日は割と穏やかな中2便運航となりました。
朝、クジラの見える丘公園に行くと凪も良く青空が広がっていました!
視界も良く遠くまでよく見えましたよ^^
出航すると、視界は良いもののなかなかマッコウクジラに会えませんでした。
他船と協力しながら、水中マイクを使い探していきます!
時間はかかったものの何とかマッコウクジラに会うことが出来ました。
歯を持つクジラの仲間(ハクジラ類)の中では世界最大級の大きさのマッコウクジラはいつ見ても迫力があります。
約7分程度水面で呼吸を整えた後、大きな尾びれを高く上げ潜っていきます。
この立派な尾びれは、横幅だけでも約3mの大きさがありますよ!
マッコウクジラ以外にもイシイルカもあちらこちらに泳いでいました。
羅臼も少し涼しくなり、沖合に行くと肌寒くなることもありましたが皆さん外でクルーズを楽しまれていました。
午後便も、割と穏やかな中出航することが出来ました。
割とすぐにマッコウクジラの潮吹きを発見!
かなり距離がありましたが、凪も良かったので潮吹きも肉眼で見ることが出来ましたよ^^
残念ながら、近くで潜る姿は見られませんでしたが高く上がる尾びれは確認できました。
マッコウクジラは深海に潜っている間、「クリックス音」と呼ばれる音を出します。
クリックス音は、私達にも聞こえる波長の音なので水中マイクを使って聞くことができますよ^^
今度は近くでマッコウクジラを見ることが出来ました。
先ほど間に合わなかったマッコウクジラが浮上してくるタイミングと同じタイミングでの浮上待ちだったので同じ個体かもしれませんね!
潜る瞬間を船から見守りました^^
呼吸音も聞こえてきましたね!
尾びれを高く上げ再び深海へと潜っていきました。
ちなみに、午前便で見たマッコウクジラと午後便で見たマッコウクジラは同じ個体だったようです!
マッコウクジラの個体識別は潜る時に見える尾びれの裏側の形や傷などで行っており、根室海峡では約300頭近く識別されています。
こちらが午前便で見たマッコウクジラの尾びれ。
午後便で見れたマッコウクジラの尾びれ。形が一致していますね^^
広い海で同じ個体に会えると嬉しいです!一回のクルーズ内で同じ個体に会えることもありますよ!
午後便でもあちこちでイシイルカの姿が見られました。
全体的にゆっくりと泳いでいる個体が多かったように感じます。
海鳥は、こちらのアカアシミズナギドリやオオミズナギドリ、トウゾクカモメ、
クロアシアホウドリ、アカエリヒレアシシギ、ハイイロウミツバメなどが見られました。
明日は、本日の段階から予報がかなり悪く終日欠航が決まってしまいました。
ご予約されていたお客さま申し訳ございません。
早く海況が落ち着き出航できる日が来るように!
(№0537)