凪の中のシャチ

本日は朝から天気も凪もいい中出航することができました！
気温は先日のようには上がらず、風は冷たかったですね…

出航時、岸壁にはオジロワシが4羽留まっておりました。
こちらの写真には番なのか寄り添う2羽が写っています。
少し雲がかぶっておりますが、知床連山も綺麗に見えました！
そして、先に出航していた船が国後側にシャチを発見しており、現場へ直行しました。
肉眼で見える距離をうろうろしており、時折ジャンプする姿も見られました。その後順調に羅臼側へ入ってきてくれたので、そばで観察することができました。
凪がよく、顔の白い模様も見えやすかったですね＾＾
数頭の群れがいくつも見られ、
こちらの群れには大きなオスのシャチがおります。(真ん中)
そして別の場所にいた群れはゆったりモード。
ごろごろ横になって、胸ビレで海面を叩いたり、
時折顔を出しながら近づいてくることも。

そばで尻尾が上がった時には、クジラ？と声が上がりましたが
シャチも英名ではKiller Whale(キラーホエール)、クジラの仲間です。
海鳥はこちらのカンムリウミスズメが非常に目立ち、
海中を泳ぐ姿も見ることができました！
他にもこちらのウトウがそばで観察でき、
フルマカモメ、ヒメウ、ハシボソミズナギドリ
シロエリオオハム、クロアシアホウドリ、クロガモなどが見られました。

午後の便出航時には太陽も隠れ空気はひんやりしておりました。
こちらも先に出航した船よりシャチの情報が入っており、現場へ直行。
その途中でカマイルカの群れに出会うことができました！
羅臼で普段見られるのはイシイルカが多く、
カマイルカは年数回しか見られないので幸運でした！

午後の便のシャチも広い範囲に広がって泳いでおり、
特徴的な背びれのオスシャチも見られました。
小さな子供シャチも群れの中で一生懸命泳いでおりました。
シャチの白い模様の部分が黄味がかっているのが子供のシャチです。

全便で凪のいい中たくさんのシャチ達を観察することができました！
空を見ると太陽の周りに薄い虹がかかることもあり、
これが見られると天気が崩れることも多いそうです。
明日は雨の予報や風の強い予報も出ていますが、
出航できることを祈ります…！

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