少し離れるも、流氷到達

早朝は日差しがあり、青空も見えておりましたが
コロコロとお天気が変わりやすい1日でした。

本日は3便運航となり、全便流氷帯に到達することが出来ました。
1便目は撮影コースにて出航。
9時便は陸にわりと近く、奥に見える崖はクジラの見える丘公園がある場所です。
観察に熱心なお客様も多く、沢山野鳥のお話をしました。
昨日は接岸し、港の仲間で流氷が入り込んでおりましたが、
1日で流氷の状態がまたガラッと変化しましたね。

凹凸があり、大きな流氷も目立ちました。
流氷1つ1つは、元々小さいものですが
移動する間どんどん折り重なり成長していくんです。

オオワシ、オジロワシは多い時でざっと180羽。
こちら力強く羽ばたいて向かってきたのはオオワシ！！
白と黒の羽、そしてクチバシとこの鋭い爪の黄色のコントラスト。
餌を見つけ、急降下してきたのはオジロワシ。
全体的に羽は茶色く、顔つきもオオワシ、オジロワシを比較すると
違っています。

観光コースでも何とか流氷を見ることができ、
お客様は一生懸命撮影されておりました！
1時間違うだけでも、少しずつ変化し雰囲気が変わります。
14時便は多少波風があり、風が吹くと体感温度が一気に下がります。
寒さで手が動かない…とおっしゃっていたお客様も。
そんな風を味方に、オオワシ、オジロワシたちは力強く自由自在に
飛び回っておりました。

夕方、正人船長と国後展望塔から流氷の状態を確認しに行くと
沖にはまだ沢山の流氷が見えました。