ご予約ご予約

Blog

Blog(ブログ)

2021.07.11

奇跡的な出会い

本日は多少波がありましたが、2便(2隻)での運航となりました。
連日霧がかかり、お天気もどんよりした日が続いておりますが
海の生物たちにお天気は関係ありませんね♪

沿岸はかなり霧が濃くなかなか視界が回復しませんでしたが
沖に出ると一気に視界が開け、北方領土・国後島も徐々に見えました。
お客様もスタッフが見つけるポイントを解説すると
一緒に探して下さり、とても心強かったです。
本日は両便共にこちらのイシイルカと出遭いました。
両便共にあちこちで活発に泳ぐイシイルカが見られました。
羅臼では夏、遭遇率が高くなるイルカですが、
水族館などでは飼育されておらず、野生でしか出遭えません。
また本日は両便共にシャチとの出遭いもありましたね^^
広く分散しており、15頭ほどのシャチを観察することが出来ました。
最近よく観察しているシャチです。
シャチは必ずお母さんを中心とした家族で生活しています。
わりと動きは速く、どんどん国後島側へ移動していきました。
1列になり泳ぐ姿もかっこよかったです^^
海鳥は沢山観察することができ、こちらのハシボソミズナギドリや
アカアシミズナギドリをはじめ
トウゾクカモメ
ウトウ、ウミスズメ、フルマカモメ、シロエリオオハム、ヒメウ、
コシジロウミツバメやクロアシアホウドリなども多く観察出来ました。

午後便は出航するとすぐにザワザワ変な波に違和感…
よく見てみるとカマイルカの群れがこちらに向かってきました!!
羅臼ではあまり出遭うことが出来ないカマイルカ
沿岸が見えていますが、奥に見えているのは出航した羅臼港。
数十頭広く分散し、草刈り鎌の『カマ』に背ビレが似ていることから
カマイルカと名付けられたと言われています。
水族館では飼育されていることも多いイルカで
このような全身を出したジャンプも特徴的ですね^^
そして、午後便は先に出航していた他船からシャチ情報!
ポイントが遠く知床岬方面へ急いで向かいます。
国後島側からどんどん羅臼側へやってきたシャチたちを
観察することが出来ましたね^^
背ビレがとても高いのがオスのシャチ。
体も大きいので、迫力満点!!海の王者の貫禄です。
シャチのポイントが遠いため、少しだけ観察し帰港。
帰港途中では複数頭のシャチとすれ違い、また沿岸で高く上がる潮吹き発見!!
遠いのですが、ココに潮吹き…マッコウクジラです^^
マッコウクジラは約7分前後浮上し、一度尾ビレを上げ潜ると
1時間近く浮上しません。
潮吹きも見つけたものの距離があり間に合わないかと思ったら…
あれ?長いこと浮き続け、しかもどんどん船に一直線にやってきた?!
どんどん近づき、こちらに向かってくるため停船し
マッコウクジラの動きを観察すると船に大接近し目の前で潜水。
浮上を待ち辺りを探していると…なんと!!船の真下にずっと潜み船を観察するかの様に
船の周りをぐる~っとゆっくり回り、2階デッキからは透けてその姿がよく見えました。
そして船を一周し、船の右舷にいきなり浮上…
尾ビレを高々とあげ潜っていきました!!
あまりにも近すぎたため、一眼レフカメラでは収められず
こちらの尾ビレの画像はスマホで撮影されたお客様よりご提供頂きました。
ありがとうございます^^
こんなにもそばでゆっくり観察でき、目の前でのダイブ!!
滅多にみられるシーンではありません…私たちも大興奮で声も出ず(笑)

また大迫力のマッコウクジラの動画他、本日出遭えた鯨類の動画を
知床ネイチャークルーズのFacebookにアップ致しますので、ぜひご覧ください。

本日も沢山の出遭いに感謝☆貴重なシーンを目にすることが出来ました。
明日も2便運航予定です、条件よく出航できますように☆

【新型コロナウィルス感染防止のためのお願い】

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、皆様にはご乗船の際
下記の点にご注意頂き、
ご協力をお願い申し上げます。

1.乗船時は必ずマスクの着用(咳エチケット)をお願い致します。

2.受付の際、ご乗船の際には必ずアルコール消毒をお願い致します。

3.出来るだけ手袋などの着用をお願い致します。

4.定員人数を制限し、三密を作らないよう務めます。

5.事務所での受付の際は、最少人数での受付にご協力下さい。

6.船内への出入りは可能ですが、間隔をあけてご利用頂きますようお願い致します。

大変お手数をお掛け致しますが、皆様のご理解とご協力の程よろしくお願い致します。

(№0103)

 

この記事へのコメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。「*」は入力必須項目です。
コメントは承認制となります。内容を確認後、順次承認をさせていただきます。

PAGE TOP