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2025.03.04

続く寒さ

本日の早朝便は曇り空の中出航となりました。
昨晩の羅臼町はかなりの強風うでしたが、朝にはかなり落ち着いていました。

早朝の気温は氷点下10度。連日厳しい寒さが続いています。
昨日の強風で流氷は遠く沖合へ流れていき到達できるか心配でしたが、何とか到達することができました^^
沖合もかなり冷え込んだようで、海が凍っているところもありました。
港から40分程と陸からもかなり距離がありましたが、暫くすると沢山のワシが集まってきました。
肩が白いオオワシは留まっていても目立ちます。若鳥の姿も数多く見られましたよ^^
大きな翼を広げ力強く飛んでいました!
曇り空でしたが、太陽もわずかな時間見ることができました。
夜明け前のパステルカラーの空も綺麗でしたね^^
はじめは平らな流氷ですが、ぶつかり合うことでボコボコと起伏が出てきます。
留まりにくそうにも見えますが、ワシ達は高さのある流氷が好きなようです。
よほどお腹が空いていたのでしょうか…!?
こちらのオオワシは空中で餌を食べていました。
ワシ達は渡りが近くなると、じっとして動かないことが多くなります。
3月に入りそろそろ渡り始めるワシも出てきているのかもしれません。
撮影コースでは1階が割と人気がありますが、
2階デッキからも綺麗に流氷が見えます♪

羅臼にやってくる流氷は、網走やウトロを通過して知床岬を交わし入り込んだものです。
網走やウトロよりも1つ1つの大きさは小さめですが、その分ボコボコして高さもあります。
同じ流氷でも見る場所によって雰囲気が違うので面白いです^^
ワシが沢山集まるのも、冬も漁船が操業している羅臼ならではの光景です。
数は少なめでしたが、オジロワシの姿も見られました。

早朝便が帰港すると、船の周りには航行中はねたしぶきが
凍り付き付着していました。
本日の寒さを物語っていますね…

8:30便、べた凪の中出航。
海面は穏やかなため表面はシャーベット状に凍っていました。

距離はありましたが、何とか撮影コースでは
流氷帯に到達することができました♪
本日は起伏がある流氷が目立ち、流氷のてっぺんの取り合い。

風が無く穏やかだったため、海面にワシ達が飛ぶ姿が映り込むことも。

羅臼沿岸は雪が降っておりましたが、沖に出ると晴れており
折り重なって成長した流氷が目立ちました。
皆さん熱心に撮影、観察されておりましたね^^

海面すれすれを飛んでいくオオワシ。
肩のラインが白いのが特徴です。

こちらは全体が茶色く、尾羽だけが白いオジロワシ。
3月にも入りもう渡りが始まっているのか?
全体の数は少なく、幼鳥がめだっておりました。

11:00便では、沿岸でトドの群れを観察。
そばにはシノリガモの姿も見られました。

雪が深々と降る中ではありましたが、
山からは次々とワシ達が降りてきました!
幻想的な景色です。

13:00便では出航して間もなく、シャチを発見!
ゆったりと泳ぐシャチを観察することができ

停船していると、急に向きを変え船に
接近してくることも♪

次第に青空も見え始め、オオワシやオジロワシも
沢山観察出来ました!

気温が低い日が続き、風が吹くとより体感温度が下がります…
明日も流氷帯に到達し、色んな出会いがあることを願って♪

(№0839)

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