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2025.02.17

凍える北東の風

昨日の寒さも和らぎ、本日は早朝便でも過ごしやすい気候でした。

空気も澄んでおり、遠くの漁船の漁火もいつにもまして綺麗に見えていました。
空は厚い雲に覆われており、沖合にはぼんやりと国後島の島影が見えていました。
残念ながら日の出は見られませんでしたが、沢山のオジロワシとオオワシを観察することができました。
山から降りてきたワシ達は、水面まで一気に急降下し餌を獲ります。
足でしっかり魚を鷲掴み。迫力ある瞬間に船からは「お~~~!」と歓声が上がりました。

こちらは、オオワシです。

こちらはオジロワシです。尾羽が完全に白くは無いのでまだ若い個体のようです。
しなる風切り羽もカッコいいですね^^ 正面からオジロワシが向かってきました。
正面から見ると何だか可愛らしい顔をしているようにも見えます。 オオワシは肩の部分が白色をしているので飛んでいる時でも見つけやすいです。
道路近くの木々の上にいることもあるので是非探してみてください^^
岸壁の上のワシ達も観察しました。
始めは警戒していたワシ達でしたが、徐々に船の周りに集まってきました。

多い時では100羽以上ものワシが岸壁の上に留まっていましたよ!
8:30出航前、電灯にもオオワシの姿が。
人工物に留まっていると何だか違和感がありますが、
羅臼では結構見られる光景です。

曇っていた空からは雪が降り始め、少し見通しは悪くなりましたが、
沢山のワシ達が来てくれました^^
雪でも変わらず
オジロワシもオオワシも迫力ある姿を見せてくれました!
急降下してくるときの躍動する羽毛が美しいです。

場所の移動中にはトドが何度か頭を出す場面もありました。
とても近かったのですがトリッキーな動きで撮影はできませんでした…

出航時から岸壁の上には沢山のワシ達が残っていて、
クルーズの後半ではそのワシ達を観察しに行きました。
雪がボコボコと積み重なっている部分もあり、流氷のようにも見えました。
飛ぶ直前のオオワシ、真ん丸で可愛いです。

こちらはオジロワシの成鳥と幼鳥。
仲良くこそこそ話をしているようにも見えました。
オジロワシは割とそばで見られることが多いので、
ドアップで顔を撮影できることも多いです。

大きな体のオオワシは意外と警戒心が強く、
オジロワシほどそばには寄ってこないです。

11時の臨時便、お昼には13時便も2隻運航となりました。
細かい雪は降り続けており予報通りの北寄りの風でとても寒く感じました。

出航して最初に操業中の漁船の作業を見学。
その頃には少し太陽も見えて明るくなりました。

港付近に戻ってワシ達も観察。
最初はオオワシとオジロワシの区別がつかないお客様も多かったですが、
観察しているうちに識別できるようになっていきました。
特に岸壁の上のワシたちは近いので観察しやすいですね^^

シズク型のオジロワシ。
お腹が丸くてかわいいです。
魚の取り合いで、首が絡まってしまったオオワシも。
魚をゲットすると深追いはせず落ち着きました。
ゲットしたものを奪われないように翼で隠して食べる個体もたまにいますよ。
港内にはカワアイサの姿も。

流氷はかなり遅れていますが、本日網走には接岸したとのニュースが入りました^^
早く羅臼まで到達してほしいところですね…

明日は晴れ間のある予報もあります。
日の出が見られますように…!

(№0824)

 

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