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2025.02.16
今日は久し振りの晴れ予報が出ており、早朝便の朝日を期待。
最近の中では寒く、-8度の気温を指していました。
出航前、時間が経つとみるみるうちに明るくなり始め、
港を出る頃にはオレンジ色が強くなりました。
国後島もハッキリ見えています。
後ろを振り返ると羅臼岳も綺麗に見えていました。
最近は雲がかぶっていることも多かったため、
久しぶりに見えた気がします。
船が出ると山から続々とワシ達が降りてきます。
今日は月も明るく見えました。
朝日が出る前は国後島の輪郭が赤く染まり、
上空までのグラデージョンがとても綺麗です。
太陽が出る場所は特に強く空が焼けます。
いよいよ朝日が出てきました。
真ん丸な太陽が国後島からぐんぐん昇り、
あっという間に昇りきりました。
ゆっくりなようでとても速く時間が過ぎ去ってしまいますね…
皆様一生懸命撮影されておりました。
オレンジ色だった太陽は、高く昇ると色が薄くなっていきます。
光はどんどん強くなるのでこのころには海面反射も強くなります。
ある程度高く上ったら、次は順光での撮影に切り替えとなります。
少し場所を変え、羅臼川の沖へ向かいました。
羅臼岳も日差しに照らされて綺麗です。
真っ白な羅臼岳をバックに飛ぶワシ達がとても絵になりました。
少しうねりが残っていたので波けしブロックに当たって砕けていました。
そこではオジロワシとオオワシが魚の取り合いをしていました。
そして次は岸壁の上のワシ達を観察。
こちらのオジロワシは灯台の柵の中に留まっていて、
自ら鳥かごに入っているような状態でした。
落ち着くのでしょうか…。
岸壁の上は雪が積もり、
目線の高さでワシを観察できるので人気です^^
オジロワシはそばまで来てくれることが多いので
アップで撮影することも可能です。
何か言いたげな顔をしていました。
また、ワシ達の歩き方もとても可愛いです。
可愛い姿だけでなくそばで飛んでくれることもあり大迫力です。
8:30便ではスカッとした青空が広がりました。
国後島も端から端まで綺麗に見えていましたよ^^
最近は曇りの日が多かったので久しぶりに見ることが出来ました。
港周辺は凪も良く、ツルンとした鏡のような海面でした。
ワシ達は大きな翼を広げ飛んでいきます。
上空ではキョロキョロしながら飛ぶオジロワシの姿が。
飛ながら周りの様子もしっかりと伺っています。
オオワシの姿も多数見られました。
オオワシは冬の時期のみしか会うことができず、このオオワシを目的に羅臼にやってくる方も多くいらっしゃいます。
羅臼山とオオワシ。岸壁の上にも多くのワシ達が集まっていました。
岸壁の上のワシ達は、餌を食べたりじっとしたり。ゆっくりと観察できました^^
11:00には臨時便も2隻で運航しました。
波も落ち着き、天気も良くクルーズ日和。
まずは、沖に向かって漁船の操業を見学しました。
ちょうど網を巻き上げているシーンで、
魚がかかっているのが見えました。
この時、他船よりシャチの発見があったと情報を受け、
真っ直ぐ向かいました。
現場に到着するとたかーい背びれのオスシャチを
最初に観察できました^^
とても立派なオスシャチこの背びれ、高さは2mほどにもなります。
オスシャチが潜った後は、子連れのシャチの元へ向かいました。
ちいさな子シャチが2頭、
一生懸命家族について行っているのが可愛かったですね^^
大人のシャチと比べるとこのサイズ感の違い。
小さく見えますが、
シャチは生まれた時から2mもあるようです。
この時期ならではの真っ白な雪山をバックに泳ぐシャチが見られ
とてもラッキーでした^^
雲一つない青空で知床連山もクッキリ見えました。
青白のコントラストが美しいです。
その後は港周辺へ戻りワシ達を観察。
お客様もそばで見られて喜んでおられました。
岸壁に留まるワシ達も多く、帰航しながら観察しました。
オオワシの成鳥と幼鳥の奥には国後島の爺爺岳。
13:00便も条件の良い中運航できました。
港周辺にはオオハクチョウが優雅に列をなして泳いでいました。
他にも、シノリガモ、ヒメウ、ユリカモメなどが見られました。
海も青々としておりオオワシの羽やくちばしの色が映えて綺麗でした。
若いオジロワシも成鳥と同じように餌を獲っていました。
羽はまだまだ幼さが残りますが、もう一人前のワシのようです。
久しぶりに1日を通して穏やかな条件の良い中、運航することが出来ました^^
また、流氷は少しずつではありますが知床半島に近づいているようです。
順調に来てくれることを願います!
明日も全便運航予定です!沢山の出会いがありますように。
(№0823)