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2025.02.11
本日は割と穏やかな中運航するこちができました。
早朝便が出航すると水平線には刺し網漁船の漁火がいくつも見えました。
キラキラと輝いて綺麗です^^
羅臼では流氷が来る冬の時期でも漁船が操業しています。沖合は曇り空でしたが、日の出の時間が近づくにつれ雲の隙間から明るい光が漏れていました。
ワシ達も活発に活動しており、まだ暗い空にはいくつものワシのシルエットが見えました。
太陽は雲に隠れていましたがやわらかい光に包まれました。
こちらは水面の魚を獲るオジロワシ。
急降下し、餌を鷲掴みする瞬間はとても迫力があります。獲った餌は山や防波堤の上で食べるので、ワシ達は陸と海を行き来しています。
飛ぶときは鋭い目つきで常に周りの様子を伺っています。ワシ達の観察力にはいつも驚かされます。
防波堤の上にもワシ達が集まっていました。
1羽だけ羽が完全に生え変わっていない若いオオワシの姿も。
若いと言えど大きさは成鳥と同じサイズです。
カラスと並ぶとより大きいことが分かります。
カモメはワシが近づくとすぐに飛び立ちますが、カラスはワシが近くにいても平気なようです。
たまに、ワシの羽を引っ張ったりとちょっかいをかけることもあります。
港周辺には、ケイマフリも見られました。
特徴的なアイリングが可愛いです^^
その他港周辺、シノリガモ、ウミアイサ、スズガモ、ホオジロガモ
ヒメウ、ユリカモメなどが観察出来ております。
8時半便、北方領土国後島も綺麗に見えており
沖を見ると穏やかそう…に見えますが、
うねりと白波が見えておりました。
港周辺でオオワシ、オジロワシを観察します。
青い海を白黒コントラスト美しいオオワシが
海面から力強く魚を持っていきます。
山から降りてきたオジロワシ、
羽根をたたみ急降下に入ります。
8時半便はコロコロとお天気が変わり
晴れたり、急に雪が降ってきたりと移り変わりました。
帰港すると岸壁に整列をしてお出迎え?!
可愛らしいオオセグロカモメ達♪
13時便もなかなかうねりが取れず、
あまり沖に出られませんでしたが、ワシ達は沢山観察出来ました^^
オジロワシの幼鳥も果敢に餌を獲りに来ていましたね。
まだ羽がまだら模様です。
1階から撮影すると、海面すれすれに降りてくるワシ達が
より近く感じながら観察、撮影できます。
そして、2階からは飛んでいるワシ達が
目線の高さで横切っていくことも♪
羽を広げると2m程に達し、そばを飛んでいくと
風を切り飛ぶ音も聞こえることがあります。
こちらのオジロワシは、足で魚をゲットした後
空中で上手に口へ魚を移しておりました。
とても器用ですね。
本日は1日、風もわりと穏やかで良かったです。
現在、まだ流氷が羅臼に到達していない状況ではありますが
先週末の強風で流氷にも動きがあったようですね!?
さて、羅臼沖に流氷がやってくる日は…
(№0818)